とあるサクソフォンCDを探していたら、Return to Foreverのセカンドアルバム「Light as a Feather」を見つけて、そのまま最後まで聴いてしまった!聴き始めたらもう探す気が起こらなくなって、座椅子にもたれかかったまま、このグルーヴに酔いしれていた。
You're Everything, Light as a Feather, Captain Marvel, 500 Miles High, Children's Song, Spainという6曲。そうそう、チック・コリアの名曲「スペイン」は、ここから始まったんだよな。
30年以上前の、フュージョン黎明期の傑作。新しい音楽ジャンルは、ごくごく限られた才能によって切り開かれる。当時のリターン・トゥ・フォーエヴァーの面々:チック・コリア、ジョー・ファレル、スタンリー・クラーク、アイアート・モレイラ、フローラ・プリムら、世界の第一線で活躍していたジャズ・ミュージシャンの天才的な閃きが刻まれたアルバムだ。ファーストアルバム「Return to Forever」と併せて、こんな音楽が存在すること自体が奇跡と言ってもいいのではないか。なぜこんなに壮絶なアドリブができるんだろう、とか、なぜこんなに美しいメロディやコード進行が書けるんだろう、とか、なぜこんなテンポ設定ができるんだろう、とか…
そんなレコードやCDって、世界を探したらいくつあるんだろうか。これから先、いくつ聴くことができるのだろうか。そのためには、ジャンル問わずにいろいろな音楽を吸収していかなければ。
ふう、うっかりテンションが上がってしまったが、もうこんな時間だ…明日は早くに起きなければいけないのに!
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