2020/09/29

Jess Gillamの新アルバム

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lmYep2_g63lX5UgHXJDWYEcEFOK6wNnBA

Jess Gillamの新アルバム「TIME」がリリース。マイケル・ナイマン「蜜蜂が踊る場所」が良い感じ。

いや、技術的に猛烈に優れている、とかではないのだが、妙にアクセントが付いた、若々しいエネルギッシュな演奏(オーケストラともども)に惹かれているだけかも…私も歳かなあ。。

ネット配信

コロナ下で急激に拡がり始めた演奏会のネット配信だが、2017年の転職後、郊外勤務のため平日演奏会に全く行けていなかった身としては、(オンラインとはいえ聴けるのは)とてもありがたい。

まだ、実際に買って聴くことはしてないのだが、近日中に一つ試してみる予定。

コロナが過ぎ去った後も、この取り組みが続くと良いなあ。

2020/09/27

ソプラノ検討中

ソプラノサクソフォンほしいなーと購入検討中。ソプラノサクソフォンの好きなソロ曲が多い、というのが一番の理由。

ヤマハが良いのだが、YSS-875EXか、YSS-82ZRか、どちらが良いか、そもそもどこで買えば良いか…。楽器を買うのは、何気に18年ぶりだ。

ドキュメント72時間

新大久保DACが題材のドキュメント72時間「私が楽器を吹く理由」、面白かった。CMに知った顔が出ていたので、本編にも出るのかなと思いきや、そうとも限らないのだな。

2020/09/25

YDS-150

なかなか斬新な外観のデジタル楽器がヤマハから発表された。


ほぼソプラノサクソフォンと同一のキー配置。真鍮製のベルが目を引くが、リンク先にもあるように、奏者への吹奏感のフィードバックのため、だそうな。

Integrated Bell Acoustic System (IBAS) is an acoustic system developed specifically for the YDS-150 which reproduces the unique physical feedback (sound resonance and vibration) of an acoustic saxophone. The system consists of speaker units, an acoustic pipe, and a real brass bell, enabling it to effectively deliver sound resonance and vibration back to the player's mouth and fingertips.

日本円で10万円くらいだろうか…WX5を持っていた身としては、気になる存在。

ブライアントの協奏曲

スティーヴン・ブライアントの「サクソフォン協奏曲」の映像。良い曲。

https://youtu.be/dU7JwfADZIg

このSteven Banksという奏者が、また良い演奏をしているのだ。

2020/09/23

ガバンボティ"1"

ジャック・シャルパンティエの「Gavambodi 2」は、昔から知っている曲だが、ふと「2があるなら1もあるのかな?」と思い立ち、調べてみた。

ピアノのためのカルナティック・エチュードの第8巻43番「Gavambodi」が、「Gavambodi 2」に選考して作曲されたようだ。録音もあった。


詳しい説明は下記の論文に詳しく載っている。

http://purl.galileo.usg.edu/uga_etd/flanders_herbert_s_201605_dma


プレインファルク氏とテヘラン交響楽団

ジェラルド・プレインファルク Gerald Preinfalk氏と、テヘラン交響楽団の共演によるラーション「協奏曲」。

プレインファルク氏…私にとっては「Art of Duo」の最終トラックに入っているスカラムーシュが印象深い奏者。イランのテヘラン交響楽団、は初めて聴いた。中東のオーケストラって、そういえばこれまでに聴いた覚えが無い。

https://youtu.be/YI99lojwZX8

2020/09/21

Calin Ioachimescuの協奏曲

Calin Ioachimescuの「サクソフォン協奏曲」の演奏映像。ソリストはダニエル・ケンジーDaniel Kientzy氏。25年も前の映像で、抜粋で観たことはあったが、全編を観るのは初めてかも。アップロードしたのは、作曲家ご本人かな?

何というか「勢い」がもの凄い。時代がそうさせているのかは判らないが、現代でこういう空気感の演奏ってできないよなあ…。

https://youtu.be/e_sI6FA4_ec

2020/09/20

以前のWSCでの演奏(上野耕路作品)

だいぶ前の演奏だが、ブログに貼り忘れていた…。

上野耕路氏に委嘱した作品を、クロアチアで開かれた世界サクソフォンコングレスで演奏したときの映像。

Guernica Saxophone Ensemble
山本航司, ssax
並木大亮, asax
栗林肇, tsax
吉川優花, bsax
永井基慎, pf

下記2曲は、私がとても好きな上野氏の作品のアレンジをご本人に編曲委嘱した、ということになるのだが、まるで新たに作曲するかのような、創造性に溢れた内容にしてくださった。

「Volga Nights」サクソフォン四重奏+ピアノ版国外初演

「Euforbia」サクソフォン四重奏+ピアノ版世界初演
https://youtu.be/9KRyeBybvIM

2021年の国際サクソフォンフェスティバル

日本で開催予定のサクソフォン・コングレスは2021年→2022年へと延期になったが、その2022年開催への架け橋として、世界サクソフォン評議会のメンバーも絡んで2021年、オンラインフェスティバルへの開催が検討されているようだ。

ご意見募集サイト。投票してみてはいかがだろうか。

2020/09/19

クセナキスのサクソフォン作品

ヤニス・クセナキスのサクソフォン作品といえば「XAS」。

その他に、オーボエとパーカッションのために書かれ、後に作曲家自身により公式にソプラノサクソフォン向けに書き直された「Dmaathen」なる作品があるそうな。知らなかった…。ちゃんとロンデックス本にも記載があった。

www.amusicalfeast.comの解説を引用。曲の流れの言及がほとんどだが。

Dmaathen is presented as it was originally scored for oboe and percussion. Subsequent
revisions of the piece, by the composer, restructured the oboe part for flute and for soprano
saxophone. The piece is presented in two large sections. In the first, drum outbursts sit atop
a soundscape of oboe multi-phonics; the second features declamatory and almost humorous
march-like passages from both instruments. These two large parts are framed with a short
introduction (with slinky sax lines and tribal drum sounds) and a short coda (with a stately
dialogue between the oboe and vibraphone). From there, this visceral and abstract piece
quickly fades into silence.

2020/09/18

昔のナイマン・バンド映像

https://youtu.be/P0JAclgEOMg

久々にジョン・ハール氏のYouTubeアカウントに動画が追加されていた。1995年、ポーランドでのナイマン・バンドの演奏だそうな。ナイマン・バンド、ノリまくっている時期かな。すごい迫力だ。

2020/09/16

Quatuor Morphingのラヴェル

Quatuor Morphingのラヴェル「弦楽四重奏曲」の録音を今更ながら聴く。ここ4年ほど、各新盤をじっくり聴く機会が無かったため、今更だが…

華やかなテクニックの数々につい耳が引き込まれるが、私が驚いたのは弦のボウイングのアップダウンを、とても良く意識・再現しようとした演奏であること。弦楽作品をサクソフォンで演奏するときにありがちな、油絵のようなコッテリ感が無い(ラヴェルの本作品は、特に表面上古典的な部分がそうなりがちなのだが…)。薄い色を何度も重ねて微妙な濃淡を作り出す、水彩画のような風景を垣間見ることができた。

現代にあっても、サクソフォン四重奏は進化しており、まだ進化の余地があるのだなと感じることができた。

2020/09/15

Iamaca

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kjYtVp1zap3KrXDic2K_5e9u5c2p2p6Xw

Stefano Calvano「Iamaca」。あのマリオ・マルツィ氏参加。素晴らしいアルバムだが、どういうジャンルなのか…クラシックにはリストされないのかしらん。

取っつきづらいジャケットだが、これはレメディオス・バロの「枯葉」という作品。

2020/09/14

シングル

配信時代を意識した制作、ということなのかもしれないが、サブスクリプションサービスを眺めていると、サクソフォン関係の音盤にもシングルが増えてきたなと。

配信専用=初期投資が最小限ということで、とにかく一気に作りきって世に問う、というスタイルなのだろう。アルバムの形を取るよりも、小出しのほうがリーズナブル…というのは納得。

日本ではあまり広がっていないが、海外では常套手段なのかな?

2020/09/13

ペリー・ゴールドスタインの作風

点描的な音運びを基礎にしつつ、ロック的な要素が存分に感じられることに驚く。「Fault Lines」は、多分日本初演だった…はず(すごく難しかった)。「Blow!」はいつかやってみたい…

ソロ作品も色々と聴いてみよう。

ジョドロフスキのオラトリオの演奏者が

サクソフォンとは無関係だが…。

ピエール・ジョドロフスキ Pierre Jodlowski氏のオラトリオ「L'aire du dire」のセッション録音(リミックス?)版。


驚いたことに、「あの有名な」デザンクロの合唱曲集を手掛けたJoël Suhubiette指揮、Choeur de chambre les élémentsというコンビでの演奏!同団体の懐深さを思い知った…

ケンジーとインターナショナルSQ

インターナショナルSQの最新アルバム「Miyabi」に、驚いたことにダニエル・ケンジー氏との共演作品が収録されていた。

J.B.Devilliers「HnGuA」という作品で、3分程度の小品ながら、アルバム中、圧倒的な存在感を放つ。

アルバムとしては、櫛田作品なんかも入っていて、話題に事欠かない。

2020/09/11

オルブライト決定的録音

ティモシー・マカリスター氏の最新アルバムに収録のオルブライト「ソナタ」は、まさに"決定的"といえる内容だ。「In Transit」の演奏も良かったが、その内容を軽々と超えている。

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lOb7y3Teqi9nLMBPnDl2b19ASuqFP4RC8

昔、市ヶ谷ルーテルでマカリスター氏の演奏で同曲を聴いたときの興奮を思い出した。

2020/09/10

Kind of Trane

ここ最近で最も個人的にヒットしたサクソフォン協奏曲は、ギョーム・コヌソンの「kind of Trane」だ。

ジョン・マッキーばりのスピーディな展開は、爽快そのものであり、ソプラノサクソフォンの機動性を見事に引き出している。

ティモシー展開マカリスター氏(オーケストラ版)、ニコラ・プロスト氏(ピアノ版)の録音が存在する。

2020/09/08

元に戻るなら

昔から演奏のセッティングにはあまり興味がなく、マウスピースはSelmer S90、リードはVandoren Traditionalだ。

周りを見ていると、流行り廃りはあれど、結局元に戻ってくる…というケースが多い。それであればベーシックなモデルを使い続けることが良い、という考えによる。

2020/09/07

フォン=コックの協奏曲

なかなかに名曲だと思うのだが、不思議と取り上げられる機会が少ないエルランド・フォン=コックの「サクソフォン協奏曲」。

シガード・ラッシャー氏とミュンヘンPOの録音を久々に聴いたが、この凛とした雰囲気は、やはりこのコンビならではだ。

現代奏者による、オーケストラ版の再録音を望む。

2020/09/06

須川家おうちライブにてファジィバード

https://youtu.be/SbueDFVPJYw

コロナ下で続いている、須川展也さんの「須川家おうちライブ」についに「ファジィバード・ソナタ」が登場。

いつもの須川節炸裂、だが、これまで知っていた須川さんの演奏とは少し違うイメージ…というか、これが最新の須川さんの演奏解釈なのだろう。常に演奏が進化しているのだなあ。

Boox Max3

楽譜閲覧用にBoox Max3を導入。思った以上の画面クオリティ!

2020/09/05

リベルタンゴの編曲

たまたまピアソラの録音を聴いていて気付いたのだが、須川展也さんの演奏でおなじみの「リベルタンゴ」の編曲(ていほうさんによる)ってピアソラの後期キンテートを模してるのだな。知らなかった。

2020/09/04

ワイヤレスイヤフォン

昨年春から通勤のお供にワイヤレスイヤフォンを持ち歩いている。

今使っているのは、AnkerのSoundcore Liberty Neo。ノイズキャンセリング機能付きは高くて買えておらず、電車の雑音混じりで聴くならばこの程度で十分。

また、一番最初に使っていたBluetooth 4.1対応機種と比較して、Bluetooth 5.0の、周囲混雑時の途切れにくさは、通勤のお供としては絶対条件になると思う。

しかしながら、そもそもここ最近はほぼリモートワークで、出番が激減しており、さらに混雑した電車を避けているため途切れにくさを実感することもできない。

2020/09/02

カルテット+ピアノ

真新しくはないが、サクソフォンカルテット+ピアノは、表現力という意味で極めて優れた編成だと思う。

カルテットの表現力の限界を突破して、オーケストラ作品、大編成バンド作品、ポピュラー音楽など、編曲にもよるが自由自在。サクソフォンの音程問題が難しいが、そこを地道にクリアすればその先には素晴らしい世界が広がる。

もちろんピアノの楽器としての表現力が突き抜けている、ということを改めて示すことに他ならないのだが、サクソフォンカルテットとの融合は、単なる4+1以上の効果を上げているように聴こえる。あまりに編成に頼り過ぎて、演奏の本質を見失いそうになるのは贅沢な悩みか。

ドビュッシー「ラプソディ」をコーラングレで

一つ前の投稿をキッカケに、ジェローム・ラランさんに教えていただいた録音。なんと、フランソワ・ルルー氏の演奏!驚いた。

アレンジのシルヴェストリーニ氏って、あのスーパー無伴奏作品の作曲家のシルヴェストリーニ氏ですかね。

2020/09/01

「グラズノフ」ヴィオラ版

グラズノフ「サクソフォン協奏曲」ヴィオラ版。
CDが出ていた…知らなかった。


少々アレンジ入っているのが気になるが、明らかにサクソフォンでは聴けない輝きが聴こえる。

トラック名に「作品109」を付けるのはやめてほしいな…。