2010/03/07

クラリネット・アンサンブルコンサート@つくば

【クラリネット・アンサンブルコンサート】
出演:筑波大学吹奏楽団クラリネットパート
日時:2010年3月6日 18:30開演
会場:つくば市立中央図書館内 アルスホール
プログラム:
L.アンダーソン - クラリネット・キャンディ
J.F.フンメル - トリオ
三浦真理 - クローバー・ファンタジー
L.Bonfa/磯崎敦博 - 黒いオルフェ
F.Lehar/鈴木英史 - 喜歌劇「メリー・ウィドウ」セレクション
C.ドビュッシー - 弦楽四重奏曲より第1楽章
A.ピアソラ/加藤雅之 - リベルタンゴ
樽屋雅徳 - 絵のない絵本~第12夜~
B.バルトーク/森田一浩 - ルーマニア民族舞曲
G.ホルスト/M.ジョンストン - 吹奏楽のための第一組曲

かつて同じ団体の仲間だった先輩・同期・後輩(9つの代が集まったとか)の、クラリネットのアンサンブル演奏会。サクソフォニーの打ち上げにも出たかったのだが、先に予定が決まっていたこちらを優先させていただいた。サクソフォニーに参加されていたF-Windsさんの車に便乗して、つくばへ。差し入れやら何やら買っていたら、開演ギリギリになってしまった。

クラリネット・キャンディ(10重奏くらいだったかなあ)を演奏会の幕開けに、トリオ編成から最終的に30人以上の編成まで、徐々に人数が増えるような構成。その流れの中で、クラリネット・アンサンブルの"王道"ともいうべきスタンダード・レパートリーの数々を楽しんだ。それにしても、これがまた上手いのですよ。先日の打楽器コンサートの時も感じたけれど、一定以上のパワーを伴って「えいっ」とやっちゃうときのアマチュア音楽家の集団って、時々ものすごいレベルに到達することがあると思うのだ。そういった境地を垣間見た気がする。

特に感銘を受けたのが、第2部の編成。7~8重奏で演奏された「リベルタンゴ」「絵のない絵本」「ルーマニア民族舞曲」は、どれも大変レベルが高く、また多重奏の音色の厚みを楽しむことができた。そして、極めつけは30数名によるホルスト「第一組曲」!何かの演奏会を聴きに行って「すごい!」と感じると、その瞬間になみだがこぼれそうになったりとか、ぶわっと鳥肌が立ったりとかするのだが、第1楽章"シャコンヌ"のクライマックスの瞬間に、たしかにその瞬間があった!これを聴けただけで、この演奏会に伺った甲斐があったというものだ。

こういう演奏会を開くことって、ものすごいパワーが必要だ。総責任者のさまあさんに、まずは拍手を送りたい。彼女は今4年生で、年度いっぱいでつくばを離れてしまうそうなのだが、今後誰かが跡を引き継いで続けていくようになったら、素敵ですね。

東京に戻ってサクソフォニーの打ち上げに途中参加しようかとも思ったのだが、到着が23時くらいになりそうだったので断念。代わりに、クラリネットの打ち上げに混ぜて頂きました。クラリネットの飲み会は、筑波大学吹奏楽団の中でも、やっぱり屈指の激しさを誇るのだなあ(案の定、つぶれて帰れなくなった方が数名いた笑)。

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