2010/03/16

グラズノフ「協奏曲」カリーナ・ラッシャー監修版

アレクサンドル・グラズノフの「サクソフォン協奏曲」のカリーナ・ラッシャー監修版が、ついに発売に向けてカウントダウン。噂通り、Baerenreiter-Verlagからの出版である。探してみたところ、amazon.co.jpでも予約できるようになった。グラズノフの「協奏曲」に関しては、これまでこのブログで何度も取り上げてきたが、今回の楽譜のリリースが、今まで浮かび上がってきた数々の疑問に、何らかの決着を与えてくれるものだと確信している。

以下に、別の通販サイトに掲載されていた説明を引用しておく。カデンツァに関しては、フルバージョンのカデンツァ、省略バージョンのカデンツァ、そしてラッシャーのカデンツァが収録されるとのこと。

This first scholarly and critical edition of a work by Glazunov contains an informative introduction with comments on the origin and a facsimile and a critical report. Be presented in the solo part, both the full and the abbreviated version of the cadenza, also a cadence of Raschèr which has authorized the composer.
- With the original and new solo cadenza cadenzas
- With Commentary on performance practice
- Preface in German and English

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