ポルトガルのバリトンサックス専門プレイヤー、ヘンク=ファン・トゥイラールト Henk van Twillert氏が、オーケストラとともにピエール=マックス・デュボワの「サクソフォン協奏曲」を吹いている動画を見つけた。
まあ観てみてくださいな。圧倒的な印象。特に、緩徐楽章での濃厚な"歌"が見事。他の誰にも真似できない、トゥイラールトの世界そのものである。この人が演奏したピアソラやヴィラ=ロボス(今日が誕生日)が面白いわけだ。そういえば、デュボワの協奏曲って、ホントにこんな音域だっけ?笑。けっこう楽譜が変わっているような気がするのだが。
・第1楽章
・第2楽章
・第3楽章
2 件のコメント:
興味深いものをありがとうございました。
九州の《おとう》です。
バリトンで演奏することに異議はありませんが、歌い回しのクセがきになってしょうがありませんねぇ。
> おとう さま
初めまして。コメントありがとうございます。Thunderさんのところで時々コメントや寄稿記事を拝見していましたが、こちらでは初めてかと思います。
トゥイラールト氏は、かなり歌いまわしが自由です。いくつかCDを聴いてみると、ピアソラ作品集などではとてもプラスになっている印象を受けます。ただ、バッハの無伴奏作品などでは、もう少しすっきりと歌ってほしいと思うことがあります。デュボワの冒頭も然り、です(面白いことは面白いのですが笑)。
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