2010/03/26

ジェフスキー作品集に…

昨日紹介したフレデリック・ジェフスキーという作曲家に関するアルバム。代表作、「カミング・トゥギャザー」「アッティカ」「パニュルジュの羊」が収録されている。ジェフスキーを知るための代表盤の一つと言われており、演奏の質が高いことが魅力的なのだが、面白いことに「カミング・トゥギャザー」と「アッティカ」からサクソフォンの音が聴こえてくる。

このサクソフォンを吹いているのが、アメリカを代表するリード楽器奏者の一人、Jon Gibson ジョン・ギブソン。キャリア初期のころに、ライリー、ライヒ、ラ=モンテ=ヤング、グラスらの作品を積極的に演奏し、一躍名を広めたプレイヤーである。私なんかは、ピーター・グリーナウェイ監督の「Four American Composers」で観られるフィリップ・グラス・アンサンブルの映像でおなじみである(この映像には、ジョン・ギブソンとともにジャック・クリプル(!)やリチャード・ペックらも映っている)。

が、まさかジェフスキー作品集でも名前を見ることになろうとは。ギブソン氏のサクソフォンは、大きな編成の中でも存在感があり、ついつい耳が引き寄せられてしまう。

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