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2022/09/04

ブランフォード・マルサリスのイベールのカデンツァ

ジャズ・サクソフォン奏者であるブランフォード・マルサリス氏の、クラシック方面での多岐にわたる活動は有名だが、最も知られているのはソニーミュージックから出版されているアルバム「クリエイション」だろう。ミヨー「スカラムーシュ」「世界の創造」、イベール「コンチェルティーノ・ダ・カメラ」他、クラシック界の有名作品を、オルフェウス室内管弦楽団とともにたっぷりと収録している。

このアルバムの中のハイライトは、イベールの「コンチェルティーノ」のカデンツァだろう。初めて聴いた時は驚いたもので、オリジナルの原型を留めずに自由な無伴奏アドリブを長時間にわたって展開している。

カデンツァの分析を、James Matthew氏が「Extemporizing Reawakened...」というタイトルの論文にまとめており、付録として同カデンツァを採譜した楽譜を掲載している。


2017/10/03

チルドレンズ・ソングのサクソフォン四重奏編曲譜

イギリスのアポロ・サクソフォン四重奏団が演奏し、CD(「Bow Out」ならびに「First & Foremost」)にもなっているチック・コリア「チルドレンズ・ソング」のサクソフォン四重奏編曲。彼らの演奏した楽譜は、メンバーのロブ・バックランド Rob Buckland氏がアレンジしたものだが、未出版であり、その楽譜を入手することはできなかった。いつだったかバックランド氏に楽譜を貸してほしいと尋ねたことがあるのだが、その時はなぜか「ピアノ譜をアレンジしてやると良いよ」とだけ言われて、楽譜を借りることはできなかったのだった。

それから数年。何気なくAstute Musicのサイトを眺めていたところ、なんと同アレンジ譜が出版されているではないか!!びっくりした…。
https://www.astute-music.com/store/p244/Childrens_Songs_%28sax_quartet%29_by_Chick_Corea.html

バックランド氏によるノートには、以下のように書かれている。

オリジナルの編曲譜は長きに渡り行方不明となっていました。そこで、記憶とCD/ライヴ録音を頼りに、再度楽譜として書き直すことにしたのです。出版にあたり、許可を得るためにチック・コリアにコンタクトを取りました。彼は、自分の(素晴らしい)音楽をより多くの聴衆に紹介してくれることを願って、出版を快諾してくれました。

なるほど、オリジナルの編曲譜が失くなっていたのか。何がきっかけになったかは分からないが(オリジナルの編曲譜ではないにしろ、同じ編曲者による忠実に再現を試みた楽譜が)再度出版の運びとなったのは大変喜ばしいことだ。私も早速注文しようと思っている。

2015/10/23

サイバーバードのピアノリダクション版が販売開始

吉松隆「サイバーバード協奏曲」のピアノリダクション版が販売開始となった。須川展也氏監修とのこと。

演奏用スコア+パート譜(電子版)
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=294

演奏用スコア+パート譜
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=293

スタディスコア(電子版)
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=292

スタディスコア
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=291

初演前に楽譜が一般販売開始されたことは意外だった。誰が初演することになるのかなあ。

2015/09/09

Chandos版「サイバーバード」ピアノリダクション楽譜

先日書いた記事に呼応する形で、小田島航太さんより、小田島さんが所有するChandos版「サイバーバード協奏曲」のピアノ・リダクション楽譜をお貸しいただいた。小田島さんがイギリスに留学している最中に入手したものだそうだ。

表紙には、次のように書かれている。

TAKASHI YOSHIMATSU
CYBERBIRD CONCERTO
FOR SAXOPHONE AND ORCHESTRA
Copyright (excluding Japan) AD1998 Chandos Music Limited.
Chandos House, Commerce Way, Colchester, Essex. CO2 8HQ.
Tel: 01206 225200 Fax: 01206 225201
THIS WORK MUST NOT BE PERFORMED IN PUBLIC IN THIS VERSION BUT ONLY WITH FULL ORCHESTRAL ACCOMPANIMENT

中を開いてみると、きちんとコンピュータで浄書されている。サクソフォンパートのみの楽譜はなし。ピアノリダクションは、Stephen Hoggerという人物の名前がクレジットされている。吉松隆氏によれば、練習用のピアノリダクション楽譜とのことだ。だが、この表紙の注意書きの通り、この楽譜を公の場で演奏することは許されていない。この楽譜の存在を知っている人は少ないが、演奏されないなら無理も無いことである。

曲を聴きながら楽譜を追ってみた。ソロの音形に関しては、なるほど、こういう拍子・音運びだったのか、と思う箇所が多くありつつも、明らかな間違い等も散見され、どういったプロセスを経てこの楽譜が制作されたのか、首を捻ってしまった。

とはいえ、貴重な楽譜であることは間違いがない。小田島さんにはこの場を借りて改めて御礼申し上げる次第。しばらく楽しむことができそうだ。

2015/05/22

神聖な歌(Chant Sacré)のサクソフォン12重奏編

とある事情で入手を試みていた、エクトル・ベルリオーズ Hector Berlioz「神聖な歌 Chant Sacré」サクソフォン12重奏(SnSSAAATTBBBs)編楽譜を入手。注文から3ヶ月弱もかかった…注文したことをすっかり忘れていた。ジャン=マリー・ロンデックス Jean Marie Londeix氏の編曲で、BillaudotのJean-Marie Londeix Collectionとして出版されている。

御存知の通り、サクソフォンという楽器が発明された後、初めて聴衆の前に楽器がお披露目されたとき、演奏された曲が、この「神聖な歌」という曲である。含まれていたのはバスサクソフォン(こんにちで言うところのバリトンサクソフォンだ、という説もある)は、サクソフォンの発明者であるアドルフ・サックス自身が演奏した。その時の演奏の様子は、新聞?雑誌?の漫画となって残されているのだが、この画像がそれである(このサイトからお借りした→
http://www.geocities.jp/tatsuyabanno/saxophone/Saxophone2.html

この編曲譜の冒頭には、ロンデックス氏による解説文が記されている。ざっと訳してみよう。

1844年2月3日、パリのコンサートホールの一つである、Salle Herz(この絵は、1843年のSalle Herzの様子を描いたものである)において、ベルリオーズ指揮によるコンサートが開かれた。本コンサートでは、「"ローマの謝肉祭"序曲」と、ベルリオーズ自身が楽器用に編曲した自身のコラール「神聖な歌」を含む、いくつかの作品が演奏された。この「神聖な歌」には、アドルフ・サックスによって発明された新しい管楽器が含まれていた。「神聖な歌」の初演は、この数ヶ月前にマルセイユにおいて行われた。

このバージョンは、トランペット、コルネット、クラリネット、バスクラリネット、バスサクソフォン(こんにちのバリトンサクソフォン)という編成である。音楽作品にサクソフォンが含まれた、世界初の作品だった。残念ながら、このバージョンは失われてしまった。しかしながら、合唱とオーケストラの楽譜が残されている。本サクソフォン12重奏のためのアレンジは、その楽譜を元に構築したものである。

サクソフォンが含まれた世界初の音楽作品である「神聖な歌」、その楽譜が失われてしまったという事実は初めて知り、残念にも思ったのだが、ロンデックス編によるこのような楽譜が出ていたとは知らなかった(長瀬先生と、柏原さんに教えていただいた)。なかなか珍しい楽譜だが、国内、もしくは海外でも良いが、演奏されたことはあるのだろうか。ぜひ音を聴いてみたいものだ。

2014/09/09

マレ/秋透「ラ・フォリア」の楽譜

待望の楽譜が発売となる。

「ラ・フォリア サックス四重奏のための」マラン・マレのヴィオールと通奏低音のための31の変奏曲による
http://www.cafua.com/products/detail1490.html

雲井雅人サックス四重奏団の、第2回定期演奏会で演奏された作品である。ちなみに、その第2回定期演奏会の曲目解説は、こちらのリンク(→
http://www.kumoiq.com/conce2.html)より参照できる。2003年6月というと、大学に入学した年で、その頃はまだ雲井雅人サックス四重奏団の名前を知らなかったが、この定期演奏会のThunderさんのコンサート評を見てとても興味を持ったことを覚えている。

この時演奏されたマレ以外の作品…スティラー、ドビュッシー、プッスール、ゴトコフスキーについては、どのような作品であるか、音でも楽譜でも知っているのだが、このマレ作品だけがどのようなアレンジであるか気になっていた。いつか秋透氏にコンタクトして、楽譜を入手することも考えていたのだが、まさか商用販売されることになるとは思わなかった。ということで、どんな作品であるかわからないが何だかすごそう、という意味で「待望の」なのである!笑

もちろん、「ラ・フォリア」ほど力強い変奏曲の主題は、あまり見当たらない("減4度の音程におさまるほど狭い"ながらも、一度聴いたら忘れられない)ため、その主題を元にして、あの「3つの富山県民謡」の秋透氏が手がけたのならば間違いない、という思いにもよっている。

ということで、購入予定。マレ「ラ・フォリア」、バッハ「シャコンヌ」、ピエルネ「序奏と変奏」、グラズノフ「カンツォーナ・ヴァリエ」、チック・コリア「アルマンド・ルンバ」あたりを集めて、"Variations - Old and New"なんていう演奏会を開くのも楽しそうだ。

2014/09/05

アダムズ「サクソフォン協奏曲」スコア閲覧&イギリス初演の録音

ジョン・アダムズ John Adams「サクソフォン協奏曲 Saxophone Concerto」のフルスコアが、オンライン上で閲覧可能である。

以前も、「シティ・ノワール City Noir」のスコア閲覧について記事を書いたが、それと同様の方法。
http://kurisaxo.blogspot.jp/2013/01/john-adams-city-noir.html

版元であるBoosey & Hawkesがその仕組を提供している。「サクソフォン協奏曲」の楽譜ページへのリンクは下記。
http://www.boosey.com/cr/perusals/score.asp?id=25838

Boosey & Hawkesのサイトに登録(名前などの登録で、お金はかからない)してあれば、ログインして"Click to View score"ボタンを押すだけで、こんな感じのブラウザ上でのオンラインビューワで閲覧可能である。ビューワの使い勝手は少々悪いが、こうやって新しい作品を自由にスタディ・スコアとして参照できるのは、非常にありがたい。ただ単に聴いているだけでは見つけられなかった発見がある。








ついでに、昨日2014/9/4木曜日に同曲がイギリス初演された際の録音を紹介しておこう。ロイヤル・アルバート・ホールにおけるBBC Promsということで、いつものBBC3で聴くことができる。いつまで聴けるかどうか良くわからないので、お早めに!もちろん独奏はティモシー・マカリスター氏である。有名な「Short Ride~」が聴けるのもうれしいですね。
http://www.bbc.co.uk/proms/whats-on/2014/september-04/15098

Timothy McAllister, saxophone(Proms初登場とのこと)
BBC Symphony Orchestra
Marin Alsop, conductor

2014/08/05

ASKSでの吉松隆氏作品の楽譜取り扱い

ファンにとってはすでに後追い情報となってしまうが…。

これまでJapan Artsのレンタル等でしか扱っていなかった作曲家・吉松隆氏の楽譜が、順次ASKS Orchestraで取り扱いとなっている。

http://asks-orch.com/shop/

例えば、「サイバーバード協奏曲」を聴いて、どんな楽譜なんだろう…と思ったり、「アトムハーツ・クラブ・カルテット」やりたいけれどスコアしか売っていないんじゃあねえ…と不満があったりしたことがあるのは、私だけではないはず。このように入手しやすくなるのは、大いに歓迎すべきところである。

「サイバーバード協奏曲」
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=107

「アトムハーツ・クラブ・カルテット」
http://asks-orch.com/shop/products/detail.php?product_id=4

2014/05/07

バッハ「フーガの技法」サクソフォン四重奏楽譜

今日もガリガリと個人練習。2時間くらい。速いフレーズは、確実に吹けるスピードでひたすら反復練習。そうやって覚えこませていくしかない(と思っているのだが)。

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Mana Quartetのfacebookページを眺めていたところ、バッハ「フーガの技法」のサクソフォン四重奏楽譜の無料配布に関するお知らせがアップされていた。Mana Quartetのお友達の、John McCoy氏によるアレンジなのだそうだ。私もその昔トライしたことがあるが(→こちら)、質的には今回ご紹介するもののほうが上だろう。また、4声のフーガのみならず、2声のカノン等もふくむ完全版。すばらしい。

直リンクはちょっと遠慮しておく。下記リンク先:Mana Quartetのfacebookページから辿っていただきたい。
https://www.facebook.com/ManaQuartet

「フーガの技法」かあ。すごく個人的な思惑として、自分が年老いてサクソフォンを吹くのをやめる、となったときに、最後に演奏したいのは「フーガの技法」。そして、コントラプンクトゥス19まで吹いてバッハが絶筆した場所で演奏をやめて引退するのだ。わはは。でもきっと、サクソフォンを演奏しなくなっても研究はきっと続けることだろう。

2013/12/09

Terry Riley「Assassin Reverie」の楽譜

サクソフォン四重奏とサウンドトラックのための、テリー・ライリー Terry Riley「暗殺者の幻想 Assassin Reverie」の楽譜を入手。Associated Music Publishing(G.F.Schirmer)に注文し、75ドル+送料。送付方法の指定はできなかったのだが、なんとFedExで送られてきてびっくり…おそらく、楽譜代と同じくらいの送料がかかっているのではと想像するが、送られてしまったものはしょうがない(こういったところで交渉の余地を持たせないあたり、外国の出版社には良くあることで、いい加減慣れてしまった)。スコア譜、パート譜、サウンドトラックを記録したCD-Rのセット。

サウンドトラック部分のサクソフォンパートへの指示は、アルテSQの演奏を聴いただけでは想像できなかったのだが…このライリー氏の手書きの譜面を追ってみると…なるほど、こうなっていたのか、といういろいろな発見があった。

2013/11/21

マスランカ「Songs for the Coming Day」の楽譜購入方法

ディヴィッド・マスランカ「ソングス・フォー・ザ・カミング・デイ」の楽譜購入方法について。購入したので、手順について覚書を残しておく。

日本国内でいくつか代理店?がついているようだが、私は出版元のMaslanka Pressからの直接購入にトライした。Maslanka PressのFacebookページから購入希望の旨、メッセージを送ることで、価格と購入案内をもらうことができる。価格は、私が問い合わせた時は、印刷譜が85USDで送料が15USD、PDF版が55USDだった。支払い方法はPayPal。印刷譜を希望する場合は住所とメールアドレス、PDF版を希望する場合はメールアドレスのみを知らせる。発送は支払い前に行われるようだ。メールアドレス宛に届いた支払い案内に沿って、請求額の支払いを完了する。

ここに書いた手順や価格は将来的に変更になる可能性もあるので、必ず版元に確認の上、各自購入手続きを進めていただきたい。

2013/11/20

Russell Peterson "Trio"の楽譜

ちょっとしたきっかけにより、ラッセル・ピーターソンのサクソフォン・フルート・ピアノのための「トリオ」の楽譜を購入した。もともと気になっていた楽譜だったのだが、その楽譜の入手方法について問い合わせがあり、それならばと入手方法を調べるついでに一緒に購入させてもらったのだ。

どんな曲か、というあたりは、下記のYouTube動画を観ていただければと(作曲者自身が参加するExcelsior TRIOによる演奏)。カッコイイですね。既に日本でも複数回演奏されており、今後も引き続き流行りそう。


楽譜の入手は実に簡単。rpeters@cord.edu(=Russell Peterson)宛に楽譜入手したい旨メールすれば、数日中に返信がある。メール中の指示に従ってPayPal経由で35USDを支払うことで、PDFでご本人から楽譜が送られてくる。

2013/10/30

カントルーブ/伊藤康英「オーヴェルニュの歌」楽譜、発売!

嬉しいニュース。ジョセフ・カントルーブ「オーヴェルニュの歌第一集」を、伊藤康英先生がサクソフォンとピアノのために編曲した楽譜が明日11/1より発売されるとのこと!これは嬉しいニュースだ。これまでもIto Musicから楽譜の入手は可能だったが、浄書譜と手書きと別の調の楽譜の混在で、お世辞にも取り扱いやすいとは言えない代物だった(失礼)。私も、某Tさんがリサイタルで取り上げるときに、第3楽章「3つのブーレ」の移調作業を手伝った覚えがある。

1994年の初出以来、満を持しての出版だ。大学生だった頃になるが、Deccaから出版されていたキリ・テ・カナワの歌、そして、雲井雅人氏「ドリーム・ネット」でほぼ同時にこの作品を知り、以来お気に入り。アレンジが本当に良いのですよ。歌唱部分と管楽器のカデンツァ部分を実に上手く組み合わせ、さらに伊藤康英先生ならではの解釈を随所に盛り込んでいる。

すでにブレーンで取り扱いを開始している。
http://www.brain-shop.net/shop/g/gNAE-EA406/

先日の海老原恭平さんのリサイタル動画で、全編を鑑賞することができる。編曲が凄いことが実感できるだろう(こと、ピアノパートはオーケストラの如き多彩な音色が求められ、重要性が高い)。お2人による演奏も素晴らしい。


ケネス・チェ氏によるレコーディング「In Memory」や、雲井雅人氏によるレコーディング「ドリーム・ネット」(こちらはサクソフォン+ピアノ+弦楽四重奏版)も、いずれも一聴の価値あり。もっとリサイタル等で取り上げられても良いだろうなと思っている。

2013/09/17

Jean Denis Michat氏の楽譜

フランスのサクソフォン奏者・作曲家で、リヨン音楽院教授のジャン=ドニ・ミシャ Jean Denis Michat氏が編曲したアレンジ譜、ならびにオリジナル譜を、氏の公式ページで無料ダウンロードできる。

http://www.jdmichat.com/

上の、Freeというボタンをクリックした後に、左からEnsemble, Musique de chambre, Sonateを選択すると、下記のPDF楽譜をダウンロードできる。なかなか凄いラインナップで、興味がある方も多いのではないかな。ヘンデルの「水上の音楽」など(きちんと確認していないが)もしかしたら全曲版…?

F.Mendelssohn - Romances op.30-2,3
I.Albeniz - Granada, Cataluna, Sevilla, Cordoba, Asturias
M.Moussourgsky - La grande porte de Kiev
J.Brahms - Romanze op.118
J.D.Michat - El magnifico, El virtuoso ed Il Drammatico
W.A.Mozart - Quatuor K.160
Happy Birthday
J.D.Michat - Easy Haka
J.D.Michat - Mokuso
J.D.Michat - La chenille
Chuck Rio - Tequila
S.Rachmaninoff - Vocalise
When the Saint Go Marching In
F.Couperion - La steinkerque
E.Grieg - Suite Holberg
W.A.Mozart - Gran Partita
W.A.Mozart - Concerto pour hautbois
G.F.Hendel - Water Music

2013/07/29

SMPにてAlphonse Leduc 20%OFFセール中

小倉大志氏がフランス留学開始を機にブログ始めたそうです→こちらから。これまでもあまり更新されないブログがあったのだけれど、こんどはたくさん更新してくれることでしょう!(と、余計なプレッシャーをかけてみる)

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楽譜通信販売大手のSheet Music Plusにて、Alphonse Leducの出版物が全品20%OFFセール中。サクソフォン作品ならばイベールからデザンクロ、デニゾフまで、有名ドコロはかなり揃うAlphonse Leduc。この機会にまとめ買いはいかが?(決してSMPの回し者ではありません)

いつだったか、イィンドジフ・フェルドの「四重奏曲」の楽譜を買ったのも同じくSMPでAlphonse Leducが20%OFFの時だったと記憶する。懐かしい。

2013/07/10

Richard Ingham "Walking the Cowgate"の楽譜

Richard Ingham氏(セント・アンドルーズ大学のサクソフォン科教授、昨年WSC2012実行委員長)から、サクソフォン四重奏曲「Walking the Cowgate」の楽譜をTsukubaSQ宛にプレゼントいただいた。

Tsukuba Saxophone Quartetで最近良く演奏している「Mrs Malcolm, Her Reel (Funky Freuchie)」。高松での日本初演以来、東京、長野でも演奏し、その演奏の様子はYouTubeにアップロードしてある。その演奏をYouTube経由で聴いてくださったようで、これまでもコメントをFacebookで頂戴していたのだが、昨日、突然メッセージとともに楽譜が送られてきたのだ。いやあ、嬉しかったなあ。

これもカッコいい曲!「Mrs Malcolm, Her Reel」と比較すると、アイロニーたっぷりで、テクニカル。もちろんインプロ部分もたくさん含まれており、聴きどころ満載。そのうち演奏できたら楽しいだろうなあ。

下記映像の、3'00"くらいから始まる四重奏曲。演奏はもちろんScottish Saxophone Ensemble(おそらく、タイのコングレスにおける演奏)。

2013/06/29

International Music Diffusion: Jerome Laran Collection

今年3月のサクソフォーン・フェスティバルに伺った際、ジェローム・ララン氏に突然International Music Diffusionの方を紹介されてびっくりしたのだが、少し前から「ジェローム・ララン・コレクション」なる楽譜シリーズ(ルモワンヌ社の「ドゥラングル・コレクション」と似たようなイメージだろうか)が同出版社から発売されているらしく、そのプロモーションを目的として来日していたとのこと。

一つ一つの楽譜に対して、ララン氏がどのように関わっているのかはよく知らないのだが、何はともあれ興味深い楽譜シリーズがまたひとつ増えたのは歓迎すべきことだ。いくつかをご紹介しておきたい。

ソプラノ・サクソフォン二重奏 - 鈴木純明「アンティエンヌ」(税込3990円)
2006年、ララン氏来日の際に鈴木純明氏によって書かれ、ララン氏と原博巳氏によって初演された作品。点描的なリズム(即興的にも聴こえるが、きちんと拍の中にリズムとして書かれている)が面白い。レパートリーが少ないデュオのための作品(しかも邦人作品だ!)として、少しずつ広まっていくと良いな、と思う。

サクソフォンとピアノ - クロード・ドビュッシー「ムーア風狂詩曲」(税込2730円)
いわゆる"ドビュッシーのラプソディ"というやつ。昨年のアニヴァーサリー・イヤー、そして自筆スケッチが入手しやすくなったこともあるせいか、自筆譜研究に基づく演奏が頻繁に行われているような印象を受ける…。その一つとして(おそらくララン氏が監修したであろう)新版の楽譜がIMDから出版された。興味あるかたはぜひ。

その時、もらったチラシをスキャンした(クリックすると拡大する)。日本の販売代理店はビュッフェ・グループ・ジャパン。楽器屋さん等で見かけた際は、ぜひ手にとってみていただきたい。

2013/06/26

「インテクステリア第9番」の楽譜

テナーサクソフォン独奏のための傑作、江村哲二「インテクステリア第9番 Intéxtérieur no.9」の楽譜を購入。先日伺った大石将紀さんの演奏会で特にこの作品の演奏に感銘を受けた勢いである。とはいえ、とりあえず演奏用ではなく研究用(もし演奏できたらとても楽しいと思うが、あまりの至難さに…泣)。

演奏を聴いた時に受けたインプレッション…"クリスチャン・ロバの「ハード」に影響を受けた作品である"…は、楽譜を参照することで確信に変わった。重音の扱いやARQP(aussi rapide que possible)の指示、低音域のスラップ…。さらに記譜法にも様々な類似点が見られることで、江村氏は、齋藤貴志氏とのコラボレーションの際に「ハード」を"聴いた"のみならず"楽譜を見た"のではないかな、ということも推測できる。今となっては知るよしもないが。

うーん、クリスチャン・ロバの作品の如く、録音が簡単に手に入れば人気が出そうなのだが。誰かレコーディングしませんか?

楽譜はフツーにAmazon.co.jpで買えるので、ご興味ある方はぜひ。
21ST CENTURY 江村哲二/インテクステリア 第9番 テナーサクソフォン独奏のための (woodwind instruments repertoires)

2013/05/23

Mrs Malcolm, Her Reelの楽譜入手方法

The instruction - How do I get the sheet music of "Mrs Malcolm, Her Reel (Funky Freuchie)" ???

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Richard Ingham作曲の"Mrs Malcolm, Her Reel (Funky Freuchie)"の楽譜入手方法について。SSTB編成の作品で、非常にアピール度が高く、たくさんの方に演奏していただきたいと思っている。

Largo Musicから出版されている。Largo Musicのページにジャンプして、[Sales]ボタンをクリック、ページ下部のPay Nowボタン(PayPalへのリンク)をクリックしたあとに、http://www.largo-music.co.uk/images/paymentprocess.gifに従って各種情報を入力すれば良い。楽譜は10ポンドである。同曲が収録されたScottish Saxophone EnsembleのCD「Mrs Malcolm」も、同じくLargo Musicから購入できるので、気になる方は試してみては。

こちらは、香川県の高松国分寺ホールにて日本初演したときの演奏動画。本来の編成はSSTBだが、アルトパートを八重奏版の楽譜から書き足している。

2013/05/03

Philippe Geiss "Sir Patrick"の楽譜

フィリップ・ガイス Philippe Geiss氏から、「Sir Patrick」の楽譜を入手。4重奏にも対応した5重奏版の楽譜と、12重奏版の楽譜の2種類で、PayPalを通じて50ユーロを支払った。この楽譜の入手に関してはフランス留学中の小澤瑠衣さんに大変お世話になった。この場を借りて改めて御礼申し上げる。

Saxtet Publicationsから出版されていたJ.Steele編の「Shetland Sequence」をガイス氏なりに再解釈し、セルマー社長のパトリック・セルマー Patrick Selmer氏に捧げた作品である。元々の曲も楽しいのだが、ガイス氏の手によってさらに面白い作品に仕上がっている。私にとっては、何といってもWSCで聴いたオールスターズ&RNCM吹奏楽団、という編成での豪華絢爛な演奏が刷り込みだ。

以下がそのときのライヴ録画。まあ聴いてみてくださいな。祝祭的な雰囲気に満ち溢れた4分間、会場の興奮っぷりも相当なものだった。ガイス氏の作品はどれも面白く、今後他の作品も演奏していきたい。


第4回サクソフォン交流会で演奏予定(TSQじゃないよ)。テナーパートやバリトンパートはほとんど刻みなのだが、ソプラノパート、アルトパートがとんでもないことになっているようだ(笑)。