待望の楽譜が発売となる。
「ラ・フォリア サックス四重奏のための」マラン・マレのヴィオールと通奏低音のための31の変奏曲による
http://www.cafua.com/products/detail1490.html
雲井雅人サックス四重奏団の、第2回定期演奏会で演奏された作品である。ちなみに、その第2回定期演奏会の曲目解説は、こちらのリンク(→
http://www.kumoiq.com/conce2.html)より参照できる。2003年6月というと、大学に入学した年で、その頃はまだ雲井雅人サックス四重奏団の名前を知らなかったが、この定期演奏会のThunderさんのコンサート評を見てとても興味を持ったことを覚えている。
この時演奏されたマレ以外の作品…スティラー、ドビュッシー、プッスール、ゴトコフスキーについては、どのような作品であるか、音でも楽譜でも知っているのだが、このマレ作品だけがどのようなアレンジであるか気になっていた。いつか秋透氏にコンタクトして、楽譜を入手することも考えていたのだが、まさか商用販売されることになるとは思わなかった。ということで、どんな作品であるかわからないが何だかすごそう、という意味で「待望の」なのである!笑
もちろん、「ラ・フォリア」ほど力強い変奏曲の主題は、あまり見当たらない("減4度の音程におさまるほど狭い"ながらも、一度聴いたら忘れられない)ため、その主題を元にして、あの「3つの富山県民謡」の秋透氏が手がけたのならば間違いない、という思いにもよっている。
ということで、購入予定。マレ「ラ・フォリア」、バッハ「シャコンヌ」、ピエルネ「序奏と変奏」、グラズノフ「カンツォーナ・ヴァリエ」、チック・コリア「アルマンド・ルンバ」あたりを集めて、"Variations - Old and New"なんていう演奏会を開くのも楽しそうだ。
2 件のコメント:
初めまして、作曲の秋 透と申します。CAFUAレコードの編集者の方からこちらのブログの情報を頂きました。さっそく拝見、発売前からありがとうございます。フェースブックで紹介させて頂きます。ご満足いただければ良いのですが。先ほども書き込んだのですがどうも受け付けられていないようなので再度投稿させて頂きます。重複していたらご免なさい。
まさか秋透様ご本人からコメントを頂戴できるとは思わず、驚いております。恐縮です。
ぜひ購入し、多くの機会で取り上げたいと思っております。サクソフォン四重奏におけるこういったアプローチが、もっともっと広がっていくと良いなと思っています。
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