上野耕平氏の1stアルバムが来月発売となる。その名も「アドルフに告ぐ」…そう来たか!アドルフとは、もちろんこの場合今年生誕200周年を迎えたサクソフォンの発明者、アドルフ・サックスを指しているのだが、手塚治虫の名作「アドルフに告ぐ」と掛けているのだなと、すぐにピンときた。余談だが、私の実家に手塚治虫の400冊の全集が所蔵されているのだが、それをすべて読んだ身として、最高傑作として挙げたい作品の一つにこの「アドルフに告ぐ」がある。文庫サイズで5冊の漫画に収められた、大河ドラマばりの重厚長大なストーリー、魅力的なキャラクター、時代考証の緻密さに驚き、何度も読み返したものだ。
と、話が逸れた。前々回の管打楽器コンクールで入賞した上野耕平氏。最近も各所で活躍のようだが、昨年録音のアルバムがついにリリースの運びとなり、嬉しいことこの上ない。プログラムは、シンプルに、真っ向から勝負!という感じで期待が高まる。ピアノは佐野隆哉氏とのこと。
吉松隆「ファジイバード・ソナタ」
アルフレッド・リード「バラッド」
ポール・モーリス「プロヴァンスの風景」
ポール・クレストン「ソナタ」
ユレ・ドゥメルスマン「ファンタジー」
楽しみだなあ。詳細は下記コロムビアのページから。
http://columbia.jp/uenokohei/
Amazonでも予約を開始していた。アドルフに告ぐ
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