【日下部任良 ソロ試演会】
出演:日下部任良(sax)、大嶋千暁(pf)
日時:2013年2月20日(水曜)19:00開演
会場:練馬文化センター第一リハーサル室
プログラム:
C.P.E.バッハ - フルートのためのソナタイ短調Wq132
P.スウェルツ - クロノス
C.ロバ - ワークソング
F.クープラン - 演奏会のための5つの小品
L.E.ラーション - サクソフォン協奏曲
来週に迫っているというKONSERVATORIUM WIEN UNIVERSITYの受験を前に、その受験曲を発表する試演会に伺った。進行やスタイルこそ"試演会"という形を取っているが(聴き手は感想や意見を講評用紙に記入)、中身は立派なリサイタル・プログラムである。バッハ、スウェルツあたりこそ控えめな印象を受けたが、ロバ以降は本領発揮といったところ。ロバは、循環呼吸の点を除けば高レベルであったし、ラーションは、試演会という枠を超えてかなり積極的な表現を様々な場所で聴くことができ、とても充実した聴後感を得ることができた。クープランでのテナーは、私もあんな音が、表現ができたらいいなあと、はからずも思ってしまった。
細かい感想は余すところなく講評用紙に書いたので、ここではひとつひとつ詳しい感想を書かなくても良いかなあ…。
そういえば、日下部さんの師匠である雲井雅人氏、林田和之氏、そして小田桐さんが臨席しており、そこだけ切り取ればさながら試験のような様相を呈していた。なんだか聴いているこっちまで緊張してしまった。
打ち上げは、ネリマノダイコンヤにて。21:00にはスタートし、時間がたっぷりあったのでかなり深酒をしてしまった。ずいぶんと下世話な話で盛り上がってしまったような…って、いつものことか(苦笑)。初めましての方や、お久しぶりの方とも話せて、とても楽しかった。
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