2013/02/17

河西麻希 plays Dubra's Oratorio on YouTube

昨日、内田しおり氏(Green Ray SQのアルト奏者)や雲井雅人氏のFBタイムラインに流れてきた動画。ラトヴィアの、Rihards Dubraという作曲家による「Omnes sitientes venite ad aquas, oratorio」という作品の動画だ。独奏サクソフォンに、4部合唱が2組、サクソフォン四重奏が2組、オルガンとパーカッションが入るという大編成。独奏は日本人サクソフォン奏者の河西麻希氏。サクソフォン四重奏は、ストックホルム四重奏団とリガ・サクソフォン四重奏団(動画の説明にはエルサレム四重奏団と書いてあるが、おそらく間違い)。初演データはこのページで見つけられた。

とてもかっこいい。宗教音楽を取り上げて「かっこいい」という感想もなんだか変なのだが、聴いてみればわかるとおり実際にそうなのだ。演奏場所であるリガ大聖堂の響きも相まって、聴いているうちに敬虔な気持ちになってしまう。似たようなコンセプトでは、イギリスのサクソフォン奏者、Christian Forshawがやはり合唱と独奏サクソフォンの編成でオリジナル作品を取り上げたCDを何枚かリリースしているが、こちらの動画にはまた別の魅力がある。

4分割してアップされている動画もあるが、下記は全曲まとめてアップされている動画へのリンク。25分近くに及ぶ壮大な旅を、お楽しみいただきたい。

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