いつだかの課題曲「レイディアントマーチ」と、グレインジャー「ガムサッカーズ・マーチ(早分かりの一曲!)」の練習に参加(誘っていただいて、ありがとうございました)。久々の吹奏楽なので吹き方を忘れていて焦った。おまけに出すべき音色が分からず、迷った挙句ヴァンドレンのT-20を持ち出して吹いてみた!
「レイディアントマーチ」のほうは、正直さらっていても合奏していても良く分からん曲なのだが(とりあえず、なんちゃって多調っぽい)、「ガムサッカーズ・マーチ」を吹けるのがこの上のない幸せである。民謡を題材にしたライトな外見を持ちつつも、内部構造はかなり複雑。幾本にも織り重なるポリフォニーは、瞬間々々に色合いを変えながら進行。時々に出現する半音進行のキメは、いかにも見知ったグレインジャー節そのもので、思わずニコリ。
そんな曲でテナーサックスに与えられた役割と言えば、内声部やや低音寄り、といった趣。だが、それだけに終始せずリズム刻みとオブリガートとベース音とメロディとが次々に出現する楽譜は、吹いていて実に楽しいのだ。普通の吹奏楽曲だったら、テナーサックスのパートはこうはいかないだろうな。
というわけで、「レイディアントマーチ」「ガムサッカー」に始まった、久々の吹奏楽の季節。サクソフォンのみのアンサンブルでは味わえない楽しさを、存分に満喫しようと思う。他には何があったかな…「第一組曲」「絵のない絵本」とか。
サクソフォンフェスティバルのほうは、練習場所が使えなかったりで合わせの時間を確保できずなかなか大変だが、来週の朝練習で一気に突き詰めよう。
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