某所でAさんから聞いた話。パリ音楽院サクソフォーン科と作曲家がコラボレーションを行った「サクソフォーンのための現代奏法エチュード」というものが存在する。鈴木純明氏とジェローム・ララン氏の共同作業から生み出された「スラップ・スティック」他、数曲。何曲かは、2007年1月に大石将紀氏によって日本初演された。
どことなく、クリスチャン・ローバ Christian Lauba氏の「9つのエチュード」を想起させますな。
まあそんな作品があるのだが、なんとそのエチュードを録音したCDが存在するらしいのだ!これは、聴いてみたい!!しかし、残念ながら一般には流通しておらず、パリ国立高等音楽院の図書館にのみ置かれているらしい。フランス行く機会があったら聴いてみよう…って、そんな機会ないって!楽譜は比較的手に入れやすいようなのだが(計2巻)。
と、熱狂的に書いたところで、果たして何人の方が反応するのか興味あるところ(笑)反応してしまったワタクシは、やっぱりパリで生まれる最新の現代作品が好きなんだなあと、改めて再確認。
----------
全く別の話だが:どこかで噂だけ聞いたことがあるのは、クロード・ドゥラングル Claude Delangle教授の「mixtion」と「Grab It!」の演奏がCDか何かの録音媒体となっているという話。ええっ…と思って以前探索したことがあるのだが、いまだ有効な情報は得られていない。
(追記)
このドゥラングル教授の演奏を記録したものは、ポンピドゥーセンターのライブラリ内に存在しているそうだ。少し検索をかけてみたが、このへんの資料ではなかろうか。
http://mediatheque.ircam.fr/multimedia/search.php?id=AU01552200&partie=1
http://mediatheque.ircam.fr/multimedia/search.php?id=AU01543200&partie=1
http://mediatheque.ircam.fr/multimedia/search.php?id=AU01520100&partie=1
http://mediatheque.ircam.fr/multimedia/search.php?id=AU01522100&partie=1
す、凄い…(唖然)。なんという強烈な資料だ。やはりこれは、ぜひ実際に聴いてみたい。ポンピドゥーセンター、行きたい!
0 件のコメント:
コメントを投稿