福島県から帰ってきました。いやー、(演奏会も飲み会も)楽しかったなー。モアレ・サクソフォンアンサンブルの演奏会のことを書く前に、モアレの演奏会の成立についてつらつらと記述しておこう。
そもそもは、福島県で開かれていた伝説のサクソフォンのための音楽祭、"ホースピア"までさかのぼらなければならないんだそうな。10年以上前に福島県の原町という場所でゴールデンウィークに開かれていたこの音楽祭、全国各地からサックス吹きが集う、大変なお祭りだったようで。
参加されていた音楽家の方々も、今回演奏会のゲストの啼鵬さんや有村さん始め、トルヴェールの面々、当時芸大にいた松原氏、国末氏などなど、現在、日本のサクソフォン界を牽引する存在となった方々がたくさん集っていたそうな。啼鵬さんは、当時芸大の作曲科を卒業したばかり、有村さんにいたっては、なんと芸大の1年生だったそうな。へえぇ。
そのホースピア音楽祭自体は3回きりで終了してしまったものの、ホースピア音楽祭をきっかけに、福島市を拠点とするモアレ・サクソフォンアンサンブルが結成された(モアレの結成のほうが、先であったという話も…)。そして、その後のモアレの演奏会では、ホースピアで知り合った全国のサックス吹きたちが、ラージアンサンブルのために集う、というのが定例になっているのだという。
今回も、盛岡サックス、山形サックス、プレジールSQの方々ほか、福島県内の吹奏楽団やアンサンブル団体からも多数の参加者を迎え、ゲストを含めた総参加者数は26名。年によって参加者の変動もあり、ホースピアからずっと参加されている方は少なくなってしまったらしいが、多くの演奏者と、豪華なゲストの方々を迎えながらずっと続いているモアレの演奏会。今回は、fさんのお誘いで私も参加してきたのだ。
演奏会の様子は、次の記事で書きます。さて、他の団体の練習に行かなければ…。
2 件のコメント:
お疲れ様でした。
私もはっきり覚えてませんが、確かホースピア開催の時には、すでにモアレSEさんは活動されいたように記憶しています。中心的なスタッフとしてモアレSEさんがお手伝いをしていたと思います。
ちなみに第1回のゲストは、作曲家の吉松隆さん、打楽器奏者の山口多嘉子さん、テナーの丹羽勝海さん、サクソフォン奏者の大和田雅洋さんと、啼鵬さんでした。
この度は、お誘いどうもありがとうございました。そもそものホースピアの成立も、気になるところです。
第1回のゲストもまた、ずいぶん豪華ですね(^^;;;
コメントを投稿