2007/09/30

モアレ・サクソフォン・アンサンブル第11回定期演奏会

もう1週間も前のことになってしまったが、きちんと記録しておかないと。福島県福島市を中心に、長年にわたって活躍されているアマチュアのサクソフォンアンサンブルの定期演奏会。今回は演奏を聴くだけではなく、ラージの演奏にテナーサックスで参加させていただいた。

モアレ・サクソフォンアンサンブル第11回定期演奏会
2007/9/22(土)14:00~
モアレ・サクソフォンアンサンブル(sax)
啼鵬(ゲスト・バンドネオン、指揮、ピアノ)
有村純親(ゲスト・サクソフォン)

~1st Stage~
・ウィーラン「リバーダンス」より・ピアソラ「フーガと神秘」
・NAOTO「One Love」
・マルチェロ「オーボエ協奏曲」
・NAOTO「Samba of the Sun」
・トラディショナル「アメージング・グレイス」
~2nd Stage~
・ピアソラ「ヒッピーへのオーダー」
・ピアソラ「ブエノスアイレスの四季」
・久石譲「人生のメリーゴーランド」
・葉加瀬太郎「情熱大陸」
~アンコール~
・「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
・「森のクマさん」

前日に現地入りして練習に参加し、ホテルメッツ福島へ宿泊。当日は午前から会場へ赴いた。音出しの合間にホールを覗くと、啼鵬さんや有村さんがリハーサル中。ついついすばらしい演奏に夢中になる。ラージアンサンブルのリハーサル後はお弁当で腹ごしらえをして、14:00に開演。1stステージは、「アメージング・グレイス」以外は全て客席で聴くことができた。

前半は、ピアソラの一曲を除いて全てが、四重奏以上の編成。ピアノ+カルテットという「リバーダンス」にしばし聴き惚れる。「フーガと神秘」に続いてカルテット+啼鵬さんのアレンジメント&ピアノによる「One Love」。いやー、ステキな曲&演奏ですね!これ、自分たちでもやってみたいかも。啼鵬さんのピアノは初めて聴いたが、さり気ないタッチの変化と美しい音色、さらにモアレさんたちの情熱的な歌い方やサックスの芳醇な響きに、思わずくらくらした。

続いて有村さんが登場してマルチェロの「オーボエ協奏曲」をソプラノサクソフォンで。指揮&編曲は啼鵬さんで、バックは8重奏。この曲をサックスでやってしまう、というアイデア自体は真新しいものではないが、有村さんの演奏はいまだかつて聴いたことのない新鮮なものだった。どこまでも美しい音色(生粋のフランス仕込み、というのともちょっと違う気がする)と、3楽章の即興的なフレーズを正確無比に聴かせる強烈なテクニック。かと思えば、次の「サンバ」ではノリノリの一面も見せるのだから面白い。あのアドリブ風のカッコいいフレーズ…!「アメージング・グレイス」を聴きたい気持ちに駆られながら、直前で客席を飛び出してラージの準備へ。

ラージステージは、ピアソラの曲から(ここでもまた豪華なことに、指揮&バンドネオンに啼鵬さん、ソプラノの席に有村さんが座るのだ!)。まあ音程とかはアレなのだが(笑)総計20名以上に及ぶ大編成の中で吹くのは、なかなかの快感。情熱大陸のあとの拍手はなかなかのもので、客席でも聴いてみたかったなー。アンコールに「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」と「森のクマさん」。ちなみに「タイム~」では突然の出来事にビビり、「森のクマさん」では盛大なオチをつけて終わる演奏会だ(笑)。

打ち上げは、カレーやさん!カレーはもちろんのこと、アールグレイリキュール、ダージリンリキュールの水割りがおいしくて、ついつい飲みすぎてしまった(ご迷惑おかけしました…)。啼鵬さんや有村さんのほか、モアレの方々、ラージステージ参加の方々ともたくさんお話できて、とっても楽しかったのでした(^^)モアレの方々のハイテンションぶりに唖然(笑)"まこと食堂"と"がんこや"と"フェスティバル"と云々…。

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