昨日に引き続き、これもThunderさんのブログ記事の受け売りになってしまうが…取り上げないわけにはいかない。
デファイエサクソフォン四重奏団のテナーサクソフォン奏者として、また、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の団員として活躍した、ジャック・テリー Jacques Terry氏が逝去したそうだ(葬儀は1/20にフォンテーニュブロー近くのSaint Fargeau Ponthierryにて執り行なわれたとのこと)。ショックであった。デファイエ氏逝去の折には、追悼文を寄せており、その時点ではまだまだ健在であることが判っていたのだが…たしかに、あれから9年ほどが経つのか。
今も昔も、私の中での最高のテナーサクソフォン奏者である。テリー氏の音楽は、私にとっての「永遠の憧れ」「決して手に入れられない物」の代表みたいなもんで…。5年以上前に、こんな走り書きを書いていた。実家から東京に戻る高速バスの中、デファイエ四重奏団のEMI盤とCBS SONY(ともに木下直人さんに復刻してもらった録音)を聴きつつ、ひとり静かに冥福を祈る。
…昨年から今年にかけて、近い人から遠い人までたくさんの人の死に接した。生きていく、ということは、自分の番が来るまでにひとつひとつ人の死を受け入れていく、ということなんじゃないかとも思えてきている。
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