YouTubeで、なんだか凄いものを見つけてしまった。なんと、クリスチャン・ヴィルトゥ氏とニコラ・プロスト氏の共演動画である。演奏曲目は、J.S.バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」。ソプラノサクソフォン2本と、弦楽四重奏+チェンバロという、なんとも豪華絢爛な編成である。演奏場所は、サン・モール音楽院(ニコラ・プロスト氏が教授を務める)のオーディトリウム。演奏された日は…なんと、2011年1月14日!ごくごく最近ではないか。驚いてしまった。
2者それぞれの美しい音と、音楽性である。比べるのが面白いが、やはりヴィルトゥ氏のほうがより楽器のコントロールに繊細さを感じられる気がする。ちなみにこの2人は、パリ国立高等音楽院のドゥラングル教授クラスを同じ1994年に卒業している。この時の卒業試験の課題曲こそが、あのアレクサンドル・ラスカトフの「Pas de deux」だ。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
0 件のコメント:
コメントを投稿