Twitterで、意外なほどに多くの話題が醸成されていることに驚いている。システムからして、暇さえあればみんなチャットに参加しているようなものなので(ただし、発言に必ず返信しなければいけないとか、そういった空気は無い)、もっともと言えばもっともか。私が2008年に使い始めたころは、まだまだ利用者も少なくて、知り合いとのコミュニケーションや、独り言くらいにしか使っていなかったのだが、今やクラシカル・サクソフォンなどといったマイナーな分野でも、確実にソーシャル・ネットワークとして機能しているほどになった。
もともと集まるのが好きで外には出たがらないサックス吹きという種族なので(笑)誰かがポツリと呟いたこと(つぶやき、ではなくツイートと言うらしい)に対して、同業者からの反応率の高さは、凄まじいほどのものがある。しかも、時にはそれが1分以内にリプライされるのだから、ただただ驚くばかり。
オンライン上のコミュニケーションは、これから先どうなっていくのだろうか。パソコン通信のフォーラム→ウェブページ+メール+掲示板→ブログ+コメント→ミクシィ→Twitter→その次は?20年弱のうちに起こったこの変化は、一定の規則に従っている。すなわち、それぞれの情報発信源がだんだんと小さくなり(情報発信の敷居が低くなったから)、リアルタイム性が高くなる(携帯端末からのアクセスが容易になったから)、という二点。だが、この次の20年は、ちょっと想像できないな。
※過去~現在のことに目を向けると、私はウェブページの最盛期にオンラインコミュニティに参加し、ブログ黎明期に情報の発信を開始した。ウェブページ、ブログ、ミクシィ、Twitterのいずれも利用しているが、結局はそれぞれを上手く棲み分けることが重要なのだと思っている。
2 件のコメント:
朝日新聞 名古屋版の夕刊で、ちょうど今週からツィッターに関する連載が始まりました。
うめけんくんという、福岡の高校生の話が軸になっていて、今後の展開が楽しみなところ。
テレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト」で、アメリカのある大手小売業が、カスタマーセンターでツィッター専任の社員がいたり、
ツィッター研修なんかもある様子を見て仰天しました。
日本の企業じゃ、まず無いだろうと思われる発想ですよ。
Twitter、面白い方向だとは思いますね。即時性とか適度な双方向性とか、ビジネスに応用とする向きが現れているのも頷けます。
我々としては、上手くその波に乗って楽しく利用できれば良いわけで…。日夜ツールの応用を考えている方々には、なんだか頭が上がりませんね(笑)
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