ダッパーさんのCD当たった~♪これは素敵なクリスマスプレゼントですな。いや、届く時期を考えると、お年玉?
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12/23、代官山駅近くのアップステアーズ・ギャラリーに伺った。学生時代の吹奏楽団の後輩(ある意味では飲み騒ぎ仲間かも)が、その友人と一緒にグループ展を開くことを知り、比較的今の私の住まいから近いこともあって、伺うことにした次第。彼女は芸術専攻で、現在修士過程の2年生。今秋にはつくば市で個展を開催し、さらに現在は修了制作を控えているなど、忙しい毎日を送っているとのこと。
【増殖する温度】
出展:安部ゆかり、藤嶋卓、篠塚江里
日時:2009/12/13~2009/12/28 11:00~18:30(最終日は16:00まで)
会場:Upstairs Gallery(東急東横線代官山駅近く)
問い合わせ:03-3780-1165(会期中のみ)
それほど広くないギャラリー、さらに遠隔地ということで作品数もそれほど多くなかったが、大変見ごたえがあって、その後輩といろいろしゃべりながら、1時間半ほども長居してしまった。以前観て印象に残っていたのは、紙と鉛筆のみで作られた超巨大な細密画という趣の作品「L・R」というタイトルのものだったが、今回のメインは、その緻密さは残しつつ、全体にヴィヴィッドな色合いを載せた作品。バックグラウンドに人の顔がおぼろげに映り、その中心点から手前に向かって、華やかな線が踊り狂う。細かい仕掛けもたくさん施されていて、ずっと観ていても、次々に新しい発見があった。
私は絵画とか写真とかの視覚芸術に関しては、音楽以上にドシロウトで、感じたことを言葉にするのが難しいなあと感じてしまうので、なんとなーく、観ながら考えたことを個条書きにすると…
・ぱっと観て、「これはこういうものかな」というふうにイメージが固定されると、そこから離れることなく、コアとなるイメージの周りにごてごてとパーツをくっつけて、思考を膨らませていこうとする、という見方をしていることがわかった。
・音楽は時間軸上にマッピングされる芸術だけれど、視覚芸術は空間上にマッピングされており、全体像を把握するのが容易だ。これはすなわち、着目した部分について細部を観察しやすいということに繋がっているのかなと思った。
・作品そのものが発する即興的な面白さというのは、やっぱり音楽のほうが勝っていたりするのかしらん。絵画はその場に固定されていて変わりようがないからな。
うーん、きちんと勉強しないとだめですね(^^;本グループ展は、12/28日まで。お近くの方はぜひどうぞ。あ。いまふと思ったけど、絵画の印象を基にして、フリーの即興とかやったら面白いかもな。
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