以前、ハンス・リヒター撮影の実験映画「Filmstudie」に、ダリウス・ミヨー Darius Milhaudの「世界の創造 La creation du monde」の序曲がBGMとして使用されている、という記事を書いたが(→こちら)、その録音の全編を再生した動画が、YouTubeにアップロードされていた。動画、といっても、映像はSPが回っているところを映しているだけ。
SPの型番は、ColumbiaのLX-1582。ミヨー自身が指揮する管弦楽団の演奏だ。サックスを吹いているのは誰かとSOTWで話題になったのだが、マルセル・ミュールであるという説が、現時点では濃厚となっている。ただ、実際に聴いてみてもこの演奏では断定しづいらいなあ。
・前半
・後半
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やはり、「世界の創造」については、ダニエル・デファイエが参加したバーンスタイン盤(EMI)がトドメを刺していると思う。もし知らない方がいたら、ぜひ聴いておくべきだと思う。オーケストラの中のサクソフォンとして、史上最高の録音のひとつ。
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