そこで早速「Chants of the Church」という書籍について調べてみたところ、これはCharles E. Spenceという人がグレゴリオ聖歌を編纂し、Gregorian Institute of the Americaという機関から1953に出版されているものだった。1953年出版ならば、パブリック・ドメインになっているはず…と思って探したところ、おお、あったあった。
早速楽譜を開いてみたところ、発見!Selected Gregorian Chantsのセクションの、32番「O salutaris Hostia. II」だ。以下がその楽譜となる(クリックして拡大)。読み方としては、楽譜の左上に付いている黒い点々がハ音記号ということなので、第2線、すなわちAから始まることになる。まさしく、あの第4楽章の音運びに間違いない!レシテーション・ブックではAbから始まっていたので、原曲とは半音の差があるということだ。
演奏会前に、なんとか調べがついて良かった。

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