ななな、なんだこりゃ?
アルトサックス→http://www.schreiber-keilwerth.com/englisch/keilwerth/instruments/alto_cx90.htm
テナーサックス→http://www.schreiber-keilwerth.com/englisch/keilwerth/instruments/tenor_cx90.htm
クランポンのプレスティージュ Prestigeといったら高級サックスの代名詞。銅を多く使った真鍮の美しい管体から出てくる音がなんとも繊細で、かのダニエル・デファイエやファブリス・モレティが愛用していたこともあって、熱烈なファンも多い。私も試奏させてもらったことがあるが、びっくりするほどきれいな音が出るんですね、これまた。
しかし経営不振によりけれど、カイルヴェルトなどと合併してからというものプレスティージュの生産ラインはずいぶんと狭められており、現在はアルトのみ製造、しかも日本にはほとんど入ってこなくなってしまったのだった…が。
今回、カイルヴェルトから発売された「CX90」は、まるでプレスティージュ!特徴の欄を見ても、Copper Body, Clear Lacqueredと、まるでプレスティージュを自社のシリーズに加えたような製品だ。紅く輝くテナーって、ちょっと感動すら覚える。
クランポンのサックスって、ベルが開いた形になっているのが特徴だけれど、写真を見る限りは管体の形はカイルヴェルトっぽいなあ。サイドキーは高さが調節できる形状みたい。クランポンの利点(音色)とカイルヴェルトの利点(音程、メカ)を併せ持った合作なのだろうか?うーん、ちょっと試奏してみたいかも(買わないけれどね)。
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