2010/08/21

速報!デュポン楽長時代のギャルド録音復刻版が発売

木下直人氏よりお知らせを頂いた。このたびギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の、ピエール・デュポン楽長(第6代楽長 1927-1944在任)時代の録音が復刻されて、グリーンドア音楽出版より2枚組で発売されるそうだ。

しかも今回は、復刻に関して木下直人氏が全面的に監修を行ない、氏が長年の研究の中で修理に成功したPierre Clementのカートリッジを使用した、とのこと。さらに、ノイズリダクション処理を行わず、SPからのダイレクトカッティングでマスターCDを作成したそうだ。ノイズリダクション処理に限らず、何かしらの音響処理を加えてしまえば、原音に影響が及ぶのは言わずもがな。今回は木下氏のポリシーに沿った復刻が行われたとのことで、氏自身も絶賛する世界最高のSP復刻を、一般発売のCDで楽しむことができそうだ。

曲目も、先立って教えていただいた。個人的な注目は、これまで最終部分しか発見されなかったフローラン・シュミットの「ディオニソスの祭」の前半部分が発見され、完全な形で聴けるようになったこと。その他にも、EMIのシリーズでは含まれなかった音源がいくつか含まれている。

Musique de la Garde Republicaine ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
Pierre Dupont, direction ピエール・デュポン指揮
1927~1935年録音

・ディスク1
Florent Schmitt - Dionysiques (F.Columbia DFX-137/ D-11012)
Gabriel Pares - Richilde (D-11022/3)
Franz Liszt - Rapsodie hongroise No.2 (DFX-202)
Alexis Emmanuel Chabrier - Espana (D-11019)
Carl Maria Friedrich Ernst von Weber - Invitation a la valse (D-11040)
Franz Liszt - Le preludes (DFX-55/6)
Mehr - Air Varie Sur Un Theme Suisse (D-11041)
Carl Maria Friedrich Ernst von Weber - Freischutz (D-11042)

・ディスク2
Lavagne - Fuite et Mort de Neros (D-11046)
Alfred Bruneau - Messidor (D-19204)
Andre Messager - D'Isoline, ballet suite (D-11083/4)
Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov - Capriccio espagnol (日本コロムビア J-3286/7)
Andre Messager - Les deux pigeons balet suite (D-11020/1)
Wilhelm Richard Wagner - Prelude du 3e acte de Lohengrin (DFX-148)
Wilhelm Richard Wagner - Marche de tannhauser (DFX-148)
Giacomo Meyerbeer - Marche du couronnement (DF-147)
Hector Berlioz - Marche hongroise (DF-147)
Wolfgang Amadeus Mozart - Marche turque (日本コロムビア J-3210)

サクソフォン的な興味としても、当時ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に在籍していたマルセル・ミュール(1923年から1936年まで在籍)がサクソフォンのトップを務めていたということもあり、ミュールの音色をたっぷりと堪能できそうだ。木下氏によれば、「Air Varie Sur Un Theme Suisse」ではミュールの素晴らしいソロが聴ける、とのこと。

というわけで、歴史的録音関連ではかなり興奮するニュース。発売された暁には、みなさんぜひ買いましょう(^∀^)ノ

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