ダリウス・ミヨーがサクソフォンを取り上げた作品といえば「スカラムーシュ」「世界の創造」だが、その他にもいくつか存在する。
最近知ったのが、「Caramel Mou(ソフト・キャラメル)」という、ピアノソロ、もしくは室内楽のための作品。室内楽編成が、ヴォーカル、トランペット、トロンボーン、クラリネット、パーカッションという編成なのだが、ヴォーカルのオプションとして、Bbサクソフォンが指定されているのだ。"Shimmy"と呼ばれる1920年代に流行したジャズダンスの音楽で、なんともキャッチーで耳当たりが良い。底抜けな楽しさ、愉悦感を得られる音楽だ。そもそも、編成もディキシーだし…。
残念ながら、サクソフォンが入っている録音を見つけられなかったが、こういった作品にサクソフォンが(オプションとはいえ)指定されていることが、ちょっと嬉しくもある。
こちらの動画では、ミヨー自身がコメントしたあとに、バンド演奏(ヴォーカル入り)が始まる。
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