ダニエル・デファイエ氏が参加した、ドビュッシー「ラプソディ」。マリウス・コンスタン指揮フランス国立放送フィルの有名なErato盤ではなく、ウジェーヌ・ビゴ(1935–1950年にラムルー管を、1949–1965年にはORTFの音楽監督を務めた)が指揮したフランス国立放送フィルの放送用録音。1952年頃の録音とのこと。以前も紹介したが、改めて。
少しサクソフォンがオンマイク気味に聴こえるが、解釈等の面でこちらも説得力ある演奏。Erato盤の録音は、デファイエ氏の録音の中でもピカイチなものであり、そのフレージングなどある種の到達点を見ることができるが、こちらはこちらでインパクトがある。Erato盤とともに、多くの方に聴かれてほしい録音だ。
この写真は、指揮者ビゴの近影。
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