強行スケジュールではあったが、聴きに伺えて良かった!
【瀧彬友 サクソフォンリサイタル】
出演:瀧彬友(sax)、長井美香(pf)
日時:2015年5月29日(金曜) 19:00開演
会場:電気文化会館 ザ・コンサートホール
料金:学生2000円、一般3000円(当日500円増し)
プログラム:
Paule Maurice - Tableaux de Provence
Bernat Vivancos - Moustik's Etude
Marylin Shrude - Renewing the Myth
Henri Tomasi - Concerto
Cesar Franck - Sonata
Gabriel Pierne - Canzonetta (encore)
Antonio Bazzini - La ronde des lutins (encore)
定時で仕事を切り上げて、ダッシュ。新横浜でなぜか新幹線切符の券売機にPASMOが弾かれ焦ったが、なんとか予定から3分遅れでひかりに乗車。名古屋駅を経由して伏見へ。ここ1年で名古屋へは4回ほど伺っており、特に伏見のあたりはほぼ毎度フラフラしているので、なんとなく土地勘が出てきたような気がする(笑)到着すると、ちょうどトマジが始まったところだった。トマジをロビーで聴き、その後すぐに休憩時間となり、後半のフランクから聴いた。
一昨日の演奏会案内にも書いたが、瀧氏の演奏のすごさは、年齢に見合わない(笑)格の高さにあると思う。まるで人生の酸いも甘いも知り尽くしたような、そんな境地すらかいま見える、貫禄の演奏であった。音色の美しさも素晴らしい。特に、オクターブキイ以上における輝かしい音色の均一性には目を見張る。サイドキイ~フラジオにおいてもまったく音が痩せることなく、むしろ輝きを増すことに驚いた。第3楽章における精神性の深さや、第4楽章のカノンの愉しさなど、素敵ポイントを挙げていけばきりがない。
アンコールに、ピエルネの「カンツォネッタ」。こういった小品を聴かせることができる、というのもすごいな。これで終わりかな?と思っていたら、まさかの「妖精の踊り」!で、圧倒的な技術と"サクソフォンならでは"のレパートリーを披露して幕となった。いやあ、びっくりした!
終演後はロビー大混雑。早々に退出、ホテルにチェックインして、打ち上げにお邪魔した。40人以上が集まる賑やかな会となった。いろいろな方とお話出来てよかったなあ。2次会にもお邪魔し、ホテルに戻ったのはなんと2:00am過ぎ…楽しかった!
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