む、難しい…。ジョルジュ・ビゼーの「アルルの女」第2組曲を、300文字で紹介しなければいけないなんて…。差し当たって、案を二つほど考えてみた。
・その1
フランスに生まれ、素晴らしいピアノの才能を発揮したジョルジュ・ビゼー。あのリストですら、ビゼーのピアノのテクニックに恐れをなしたとも言われています。しかしビゼーはオペラの作曲家になる道をあえて選び、生前にはほとんど評価されないまま36歳の若さで亡くなってしまいます。しかし現在、彼の作曲したオペラは、「カルメン」を始めとして世界中で愛奏されています。本日演奏する組曲「アルルの女」は、ビゼー自身が同名の劇に付けられた音楽を編纂し、演奏会形式にまとめたものです。重厚さと素朴さが同居する"パストラル"から、熱狂と騒乱のうちに幕を閉じる"ファランドール"まで、様々な色彩に彩られた全四曲をお楽しみください。
・その2
フランスに生まれたオペラ作曲家のジョルジュ・ビゼー。生前にはほとんど評価されることはありませんでしたが、現在では「カルメン」を始めとする多くの作品が、世界中で愛奏されています。本日演奏する「アルルの女」は、とある若い男の一目惚れの姿を描いた"劇"に付けられた劇版音楽のひとつです。フランス民謡を題材にしたであろう明るい楽想に彩られ、華麗な旋律が次から次へと現れながら、場面を変えてゆきます。重厚さと素朴さが同居する"パストラル"、管弦楽の中にサクソフォンが使われた用例としても有名な"間奏曲"、原曲ではフルートの旋律が印象的な"メヌエット"、そして熱狂の"ファランドール"…個性豊かな4曲をお楽しみください。
うーむ、あちらを立てればこちらが立たず。名案求ム。
2 件のコメント:
案2の方が良くない?
特にビゼーについて詳細に説明する必要性を感じませんが
to: どちら様ですか?
コメントありがとうございます。
ええ、結局ニ案出して、後者が採用されました。が、あまり気に入らないので、さらに何度か改訂を繰り返しています。
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