セルゲイ・コレゾフ Sergei Kolesov氏や、ニキータ・ツィミン Nikita Zimin氏といった優秀な若手サクソフォン奏者を輩出している、ロシア・サクソフォン界の偉大な教育者、マルガリータ・シャポシュニコワ Margarita Shaposhnikova氏の演奏が、YouTubeにアップされていた。おそらく生徒であるグネーシン音楽学校の学生のラージアンサンブルとの共演で、Yuri Markin編の「ガーシュウィン・ファンタジー」。
一度通して見てもらえば解るが、なかなかに興味深い&ツッコミどころの多い演奏だ。シャポシュニコワ氏の使用楽器は、おそらくセルマーのブラックラッカー。かなりにオーヴァーブロウ気味な演奏で、最初はびっくりするが、そのうちにその流れに聴き手を巻き込んでしまう。途中では指揮者に先行して指揮も振り出すし…笑。指揮はともかく、この音楽のスケールの大きさは、やはりコレゾフ氏やツィミン氏に通じるものがあるな。
プライヴェート盤でCDも出ているみたいなので、買ってみようかなあ。ロシアのサックスに興味が湧いてきた。
前半
後半
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