【エスポワールサクソフォンオーケストラ第7回定期演奏会】
出演:エスポワールSO、福井健太(cond.)
日時:2008年10月26日 13:30開演
場所:タワーホール船堀 小ホール
プログラム:
W.A.モーツァルト/金井宏光 - 歌劇「フィガロの結婚」序曲
C.サン=サーンス/野村秀樹 - 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
オムニバス - なつかしのメロディ(4sax)
G.ビゼー/島田和音 - カルメン・ファンタジー(8sax)
真島俊夫 - ラ・セーヌ(8sax)
F.ショパン/中尾敦 - 華麗なる大円舞曲
P.I.チャイコフスキー - バレエ音楽「白鳥の湖」より
日曜日に聴いた演奏会。土曜のモアレの演奏&打ち合げのあと福島に一泊して、Fさんの車でつくばへ。そのまま東京へ向かって聴いてきた。さすがに、第一部には間に合わなかったが、第二部の途中から聴くことができた。
アマチュアのアンサンブルの演奏会に出かけていって聴くのは、今までも何度も機会があったが、エスポワールのレベルは、そのなかでもかなり高いレベルに位置するものだと思った。5月ころに行われた小規模のアンサンブルコンサートのときは、さすがに各団体ごとに仕上がりにムラがあったが、この演奏会で聴いたものでは、どれもが高い水準で、私たちも見習うべきものだと感じた。
カルメンやラ・セーヌのような8重奏って、四重奏のような身軽さもなければ、ラージのような大合奏!という感じでもなく、作りこんでいくのがいちばん難しい編成ではないかと個人的には思っているのだが、カルメンも真島作品のどちらも素晴らしかった。重くなく、常に上を向いているようなスタイリッシュで軽やかな響き。技術的に危うげなところも微塵もない。
第3部のラージも、どんなもんなのかなあと思って聴き始めたのだが、こちらもかなり作りこんであって驚いた。さすがにこれくらいの大合奏(25人前後)になると、ひとりくらいはサボっていてもおかしくないはずなのだが、そうはならないところが凄い。細かいフレーズも、歯車がきっちりかみ合ったような高い技術レベルで、大変楽しめた。そして、中尾さんの(相変わらず)素晴らしいアレンジ!ところどころ、ニヤニヤしてしまいました。
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