2008/04/23

じっくり

2時間半ほどかけて、指が回らないところをじっくりとさらった。Ensemble TXでの練習が始まっているのだが、ピアソラの音楽って、どうも音運びの輪郭線の傾きが急で(つまり跳躍が多い)、苦手なフレーズが多い。繰り返して練習することはそのまま自分のスキルアップに繋がるものなのだろうと言い聞かせている。

個人でさらうときも。テナーサクソフォンの立ち回りを意識しながら。基本的には和声の構築を念頭に置き、ベース音を頭に鳴らしながら3度・5度・テンションを当てはめていく。所詮4声のうちの1声であるのだから、基本的には控えめに、しかし旋律はややVIVIDな音で。音色の変化はそのまま四重奏のカラーを決定する要因となるため、このパートの受け持ちの楽しさは計り知れない。

ぼちぼち、Tsukuba Saxophone Quartetも再始動。今回もまた、数々の刺激的な場面に出会えることを期待しよう。とりあえず、「レシテーション・ブック」のさらい直しかかな。

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