2006年にディナンで行われた第4回アドルフ・サックス国際コンクールの覇者、セルゲイ・コレゾフ Sergey Kolesov氏の演奏動画。曲は、ハチャトゥリアン/シャポシュニコワ編の「剣の舞」…のはずなのだが、笑ってしまうくらい強烈な編曲&演奏である。グロウ&フラッターしまくりーの、重音使いまくりーの、フラジオ出しまくりーの、スラップタンギングしまくりーの。ディナンのコンクールの本選課題曲「Kotekan」の、強烈な演奏を思い出した。
そんなわけで、ロシアのサクソフォンなのだが、ロシア語でサクソフォンは"саксофон"と書くらしい。YouTubeにこのキーワードで検索をかけたところ、いくつか面白い動画が出てきた。
Andrei Eshpaiのソプラノ・サクソフォーン協奏曲からの抜粋。演奏は、Anna Stepanovaさん(何かの国際音楽コンクールの覇者らしい)。これまた並々ならぬ表現力の演奏であるが、演奏よりも、指揮者の不思議な動きや、アンナさんのセクシーな赤いドレスに目がいってしまうのですが。
さて、このアンナさんだが、ジャズとクラシックの両刀使いであるばかりか、歌も踊りもやってしまうらしい。
・まあ、チャルダッシュくらいならまだクラシックと言えるかな。
・ジャズを吹いていると思ったら、トークも溌剌とこなし、サックス吹いて、歌って踊ってしまっております。凄い。
・歌って踊って…すでにサックスメインではない。
…っと、方向性が良く分からなくなってきた。最後に、2007年にラトヴィアで行われたジュニアサクソフォーンコンクールのニュース映像を。内容としてはそれほど面白くないのだが、観ていてびっくり…審査員の顔ぶれに、明らかにジャン=ピエール・バラグリオリ Jean Pierre Baraglioli氏っぽい人がいる!
うーん、ロシアのサクソフォン、もっといろいろ観てみたいですな。
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