2006/12/11

ジェローム・ララン氏再来日(追記)

誰もが知っている吹奏楽情報誌「バンド・ジャーナル」の毎号の表紙は、著名な音楽家の写真によって飾られる…とは、以前の記事に書いた(→http://kurisaxo.blogspot.com/2006/06/8.html)。今月はなんとジェローム・ララン Jerome Laran氏!

そういえば、高校生だった頃に見たバンドジャーナルのとある号で、ソプラノサックスを吹いている若い外国人プレイヤーが表紙を飾ったときは、「これ誰?」と思ったものだった。サックス界の情報を知るにつれて、なんとその奏者はアレクサンドル・ドワジー Alexandre Doisy氏だということを知り、たまげたっけ。なぜか、そのことを思い出した。

ララン氏はサクソフォン・フェスティバル2006に合わせて来日し、原博巳氏とのデュオで鈴木純明「アンチエンヌ」、クリスチャン・ロバ「アルス」を演奏するとのこと。24日の「A協会員によるコンサート」のプログラムに組み込まれているのだろうか。この2人のデュオは今年7月の大泉学園の演奏会でも聴いたが、「アンチエンヌ」で息のあったソプラノサックスの二重奏を奏でていたのが印象的。

世界サクソフォン・コングレス、アンナホールでのリサイタル、大泉学園でのリサイタル、キャプヴェルン・レ・ヴァン国際音楽祭…誕生して間もないデュオだが、今度はどのような演奏を聴かせてくれるのだろう。再演を重ねたとされる「アンチエンヌ」、そして未だ冒頭の一分間しか聴く機会に恵まれない(→http://www.reedmusic.com/audioindex/l.html)クリスチャン・ロバの「アルス」。このデュオは聴き逃せない!

(デュオ名はDuo Laran-Haraだが、ある人曰く「はららんデュオ」に改名してほしい、とのこと(笑))

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