吉松隆氏の「アトム・ハーツ・クラブ」シリーズが好きだ!という方に朗報…(うーん、このページを観ていただいている方の中には、そんな嗜好の方が普通にいらっしゃるかも)。
12/24(日)18:00より、NHK-FM「現代の音楽」で「アトム・ハーツ・クラブ・カルテット」全曲が放送されるようだ。モルゴーアQの弦楽四重奏版か、トルヴェールQのサクソフォン四重奏版か、というのはさっぱり判りかねるが、そこは聴いてからのお楽しみということで。その他、放送予定のプログラムは「チェシャ猫風パルティータ(抜粋)」「星夢の舞」など。
自分自身は、吉松氏の作品をそれほど多く耳にしているわけではないが、「アトム・ハーツ・クラブ・カルテット」は氏の室内楽作品の中でも特に好きな作品&演奏だ。プログレ全開のアレグロ、官能的なバラード、いやらしいスケルツォ、ノリノリのブギウギ…と、形式だけ見ればコンセプトも何もあったもんではないが、一貫して感じられるのは吉松氏の「音楽への愛」。20世紀音楽界バンザイ!というメッセージが、華やかな曲調の裏に見え隠れしている、ような気がする。
そういえば、この日はサクソフォーン・フェスティバル2006の二日目。予約録音でもしておこうかな。
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