2020/11/25

ドゥラングル氏の参加CD

https://music.youtube.com/watch?v=szXnk8BQKhU&feature=share


Fausto Sebastianiというイタリアの作曲家の作品集にて、「Solo for Soprano Saxophone」「Now's the Sax」にクロード・ドゥラングル氏が参加している。おなじみ、Stradivariusレーベル。

残響控えめながら(だからこそ?)、いつものごとく繊細なコントロールが映える。「Now's the Sax」はなんとも微温的な作風だが、場面によってはかなりピタリとハマっているような。

2020/11/22

TANNOY GOLD5鳴らしてみた

TANNOY GOLD5、鳴らしてみた。味付けなく、クリアにパリッと鳴る感じ、そしてしっかりとした定位感。"モニタースピーカー"なので、どんなもんかなと思ったが、結果的に大満足。

若き日のミシャ氏

https://youtu.be/OvBrRkDNBXM

伊藤ふみえ氏との「スカラムーシュ」。若い!1990年とのこと。

2020/11/17

椅子

自宅の練習室の椅子を選んでいるのだが、意外と?演奏者用の椅子は価格が高く、悩ましい。K&M 13430あたりに落ち着きそう…ではあるが。

行き帰りの

コロナ下で、週に1回〜2回出社、残りはテレワークという状態が続いている。出社日の行き帰りの電車はゆっくり音楽を聴く時間としている。

最近はジョン・ハールにどっぷり。様々な編成、ジャンルが楽しく、子供が生まれてからここ数年で一番たくさんサクソフォンの音楽を聴いているかも。

2020/11/13

世界へ引きずり込む

演奏者が、演奏を聴いてもらったときに、聴き手に「これは誰々が吹いているな」と分かってもらうことは、演奏者としての一つの重要な要素かと思う。

ジョン・ハール氏の演奏を聴くと、それ以上のものが氏の演奏の周りには立ち現れているように聴こえる。それは聴き手がハール氏の作り出す世界に取り込まれて、その中で演奏を聴く、という、感覚。聴き手が演奏者の近くにいるような錯覚を覚えさせられるのだ。

シェルシの「Tre Pezzi」の演奏はたまげた。上記のような類の、強い感覚は、これまでに感じたことのないものだった。

Quatuor LaloyのCDがフル公開

フランスの再度のロックダウンにより、いくつかのコンサートがキャンセルとなりました。そのような状況下で、コンサートの代わりとして、聴き手の皆様の傍らに我々の演奏を置いていただければ、と思います。

…とのこと。良いCDなので、ぜひ。


以下、原文。

Nous voici de nouveau confinés, et on a décidé de penser à vous. 
Du coup voilà notre disque Diptyque est en écoute intégrale sur Youtube.
Malgré nos concerts qui s'annulent, on sera tout de même un peu avec vous pendant les mois à venir. 

https://www.youtube.com/watch?v=MpI4EK3m-TU&list=PLImaPFgp5SM9Po_JlcEKVyWdE2Eyyp9DZ

Diptyque avec : 
- Le Quatuor Laloy,
- farge sebastien à l'accordéon,
- Jerome Souille à la batterie.

2020/11/10

サイバーバードのこと

某音大の横を毎朝歩いて通る時、チラシを眺めている。今日はコンチェルトコンサートだったようだ。プログラムの中で吉松隆「サイバーバード協奏曲」が目を引いたのだが、昔に比べて多くの方が取り組むようになって、とても良いことだなと思っている。

15年くらい前だとまだまだ須川さん専用曲みたいな先入観があったが、今はそうでもないのだろう。

2020/11/09

Frank and Alice Go Boating

ジョン・ハール氏の自作になるが、非常に楽しい、かっこいい作品だった。これはライヴで聴いてみたいな…!最後、バンジョーまで出てきたときには驚いたが。

楽譜は出ていないのだろうか。

2020/11/08

TANNOY GOLD5導入

TANNOY GOLD5を導入。アンプ+スピーカーの組み合わせをずっと検討していたが、そもそもアンプ内蔵を買えば迷う必要無くなる!という発想のもと…。モニタースピーカーという性格の音も気になったし、価格の手頃感も後押しした。

ちなみにスタンドはハヤミ工産のSB-525で、サイズ感ぴったり。

音を出すのが楽しみだ。

2020/11/05

Myrha Saxophone Quartet

引き続き「The John Harle Collection」の話題だが、ジョン・ハール氏がかつて率いた四重奏団、Myrha Saxophone Quartetの演奏に驚いた。1980年代のカルテット…ということで、演奏クオリティは懐疑的だったのだが、それを良い意味で大きく裏切られた。

メンバーは、John Harle、Josef Pacewicz、David Roach、Andy Findonという顔ぶれ。壮観。

2020/11/03

Nest Audio導入

Google Nest Audioを自宅のリビング用に導入した。

2台買ってステレオ化。初代(Google Home)に比べて、グッと音が良くなった。

2020/11/01

イトゥラルデ氏、逝去

クラシック・サクソフォン界にもおなじみ、スペインのサクソフォン奏者・作曲家、ペドロ・イトゥラルデ氏が亡くなったそうだ。

「ギリシャ組曲」の作曲者自身の演奏は、こちら。

ドタバタと

引っ越し(市内)のため、ドタバタ。

昨日、何とか移動して、しかし埃をたくさん吸い込んだせいかやや体調不良気味。CDの置き場所を思案中。

2020/10/27

クローバーSQの

クローバーSQの忘れられない演奏は、サクソフォーン・フェスティバルで演奏された伊藤康英「四重奏曲第2番」だ。

ともすれば荒々しくテクニカルな側面ばかりが強調されがちなこの作品に対し、静謐さ・繊細さの魅力をも湛えた演奏だった。後日、ライヴ録音を送っていただき、今でも時々聴き返すことかある。

2020/10/26

秋の体調不良

引っ越しが近く準備に追われており寝不足、さらにこの冬のような秋のような気候で、体調を崩してしまった(コロナではなさそう)。

この時期は着るものにほとほと困る…。

The John Harle Collection続報

ストリーミングサービスに「The John Harle Collection」のVol.1〜3が配信開始されていた。

「John Harle plays」で皆が仰天したフィル・ウッズのソナタなど、セッション録音版を彷彿とさせる、いやそれ以上の見事さで、やはりこのシリーズ、只者ではないぞ!との思いを強くした。イベール「コンチェルティーノ」の、ライヴとは思えない安定感も聞き物だ。

もちろん、いずれはCDを買うつもりだご、一足早く聴けることは嬉しい。

2020/10/23

Jeff Humbergの作品集

パガニーニ、バッハの無伴奏演奏でおなじみ、Raaf Hekkema氏が参加した、Jeff Humberg作品集を聴いた。北オランダ交響楽団との共演。

無伴奏での名手ぶりは実証済みだが、オーケストラとの共演でも存在感抜群。タンギングのせいもあるのだろうか、音のエッジが際立つ輝きが印象的だ。曲の、コンテンポラリーとポピュラーの中間地帯を進むような趣も面白い(管楽アンサンブルだろうか?)。

サクソフォンでフランクを

ここ10年くらいは、サクソフォンでヴァイオリンのためのフランク「ソナタ」を取り上げる機会が増えているが、1999年リリースのTodd Oxford氏のアルバムは、ブームになるずっと以前、一つの方向性を示しているような演奏だ。丁寧に選び取った音域、深く豊かなヴィブラート、何より暖かな音色は、聴いていてとても幸せな心地になる。

併録されているバッハ「無伴奏チェロ組曲第一番」も、丁寧さが際立ち、一聴の価値あり。

現代のスター

楽器始めたての中高生にとって、昔はCDや雑誌上の奏者がスターだったが、やっぱり、今の時代は17ライブ、ツイキャス、YouTubeあたりで著名な奏者達こそが憧れの的、なのかな?(最近のプラットフォームに疎くて…何かしらもっと流行っている「場」はあるのだろうか)

アンケート・インタビューしてほしい…!

・あなたが演奏している楽器

・その楽器の演奏を聴く媒体(複数回答可能、頻度順に数字をつける)
テレビ
ラジオ
CD(パッケージメディア)
YouTube(動画共有サイト)
SpotifyやLINE MUSC(ストリーミングサービス)
17ライブやツイキャス(ライブ配信サービス)

・お気に入りの奏者

2020/10/22

管打のファイナル曲

管打楽器コンクールの本選曲として、日本人作曲家の作品が採用されたことはないはずだが、そろそろ考えても良いのでは…と思う。多くの国際コンクールで、本選にお国モノを持ってくることは当たり前のように行なわれている。

伊藤康英先生の作品なんかどうだろうか。大澤壽人の協奏曲は、未だに聴けないがどんな作品だろうか。

2020/10/19

後援コンサートリスト

日本サクソフォーン協会・ニュースの、主催・後援コンサート、コロナのためだろう、とても密度が小さい…。その中でも、アマチュアの演奏会がある程度の割合を保持していることが目を引く。


Kugoni Trio

Kugoni Trioは、

ピアノ:Bert Koch
ヴァイオリン:Nicolas Dupont
サクソフォン:Kurt Bertels

という珍しい編成のベルギーの団体。いくつかの録音や動画を聴いて/観てみたが、かなりしっかりした演奏でびっくり。どこかで名前を見たら、ぜひ聴いてみることをおすすめする。

2020/10/16

アルヴォ・ペルト作品延期…

ラッシャーサクソフォン四重奏団が、月末に予定していたアルヴォ・ペルト作品の初演が延期になったそうだ。なかなか落ち着かない世の中…。

2020/10/14

The John Harle Collectionが間もなくリリース

ジョン・ハール氏の、なかなか強烈なCDボックス(20枚組)がリリースされる。

これまで商用リリースされていなかった録音を一挙に放出するような内容。ジョン・ハール・サクソフォン・カルテットのライヴ録音、協奏曲のライヴ、レネハンとのデュオ、息子のダニエル・ハールの作品、コマーシャルミュージック…ファンならずとも必聴のコレクションだ。

https://www.johnharle.com/john-harle-collection.htm

2020/10/12

Philip Glass Ensembleのライヴ映像

https://youtu.be/BQ1v3f527Nk 
このようなフィリップ・グラス・アンサンブルの映像が残っているとは知らなかった。ピーター・グリーナウェイ「Four American Composers」にて引用されているライヴセットリストに近く、演奏も荒削りながらなかなか勢いがあり、聴き応え抜群。もちろん、Jon Gibson氏、Richard Peck氏らも参加している。 

古い映像に見えるが、1990年代後半、とのことだ。

Dance IX 
Music in 12 Parts, Parts 1 & 2 
Music in Similar Motion 
Spaceship (from Einstein on the Beach)

2020/10/11

組曲「裏窓」のカイル・ホーチ氏

アルフレッド・ヒッチコック監督作「裏窓(Rear Window)」の音楽の、オーケストラ用の組曲に、イギリスのサクソフォン奏者、カイル・ホーチ Kyle Horch氏がクレジットされている。

サクソフォンは全面的に前に出てくるわけではないが、良いタイミングで良い仕事をしている。ホーチ氏、さすがだ。

アメリカ・ハリウッドの映画音楽をロイヤルフィルが取り上げる、というのが、そもそも面白いな。クールに決めると思いきや、なんだか愉しそう。

Nest Audio予約

居間で気軽に音楽を聴くときはGoogle Home(Google初代のスマートスピーカー)を使っている我が家。音質が強化され、ステレオペアリングにも対応したGoogle Nest Audioなる新製品が出るとのことで、予約してみた(もちろん2台)。

集中して聴きたい時のための環境は、別に設けるつもり。いろいろ考えたのだが、リスニングと楽器録音の両立を考えると、USB DAC付きのデジタルミキサーに、タンノイのモニタースピーカーあたりをつなげておけば良いのかな…と。

2020/10/09

ヤマハのバリトン

ヤマハのバリトンサクソフォンのラインナップが一新。カスタムのYBS-82はもう少し高くなると思ったのだが、思った以上に落ち着いたお値段。

新しいYBS-62とYBS-480は、YBS-62IIやYBS-41IIから名前が変わっただけ、ということでも無さそうだ。これまでのYBS-62IIやYBS-41IIは、即廃番なのだろうか。

https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/saxophones/index.html?utm_source=yamahawindjpTW&utm_medium=social&utm_campaign=allyear#d366715

普門館のデファイエQ

https://youtu.be/fYz6D4meu5E

デファイエ四重奏団が、全日本吹奏楽コンクールにゲスト出演したときの録音。何とも良い空気感、そして演奏後の熱狂…。このような録音が残っていることに驚いた。

2020/10/08

オンライン合奏

コロナ流行で、(ポストプロダクションではない)リアルタイムのオンライン合奏の試みはもう少し流行るのかなと思ったのだが、意外とそうでもなかった。気が付くと集まっての合奏は各所で再開されており、そちらにシフトしつつあるイメージ。

年頭頃の「テクノロジーの貢献」にも触りを書いたが、個人レベルで5Gの低遅延が流行って、そのインフラを適切に使いこなすソフトウェアや、やりざまの敷居が下がらないと、今ひとつ厳しいのだろう。

エレクトロニクス+サクソフォンの曲

これ好きだなー、というエレクトロニクス+サクソフォンの曲。10年前からあまり変わってないな…。

Pierre Jodlowski「Mixtion」
Jacobtv「Grab It!」
Michele Tadini「Buleria」
Wayne Siegel「Jackdaw」
JacobTV「Ticking Time」
Will Gregory - Interferences
Kumiko Omura - La complication d'image
Michele Tadini - Buleria
Karlheintz Stockhausen/Eric Spangler - Leo

2020/10/06

委嘱経緯

オーケストラを含むような大規模作品の多くは、急に作曲家が思いついて書いたり、個人が委嘱したり、ということは無いはずで、芸術振興団体の支援を受けて委嘱→初演されることがほとんどだと思う。

マルティノン作品やカルメル作品のような、サクソフォン四重奏とオーケストラという編成の作品が、どのような経緯で委嘱・初演されたのかは気になるところ。

2020/10/05

ラランさんの自主制作盤

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lmqVlZId-s1etYVGzmUvg4-FaqZm7l5rE

ジェローム・ラランさんの盤だが、2003年リリースとの情報。

こんなアルバムあったっけ?と思い、ラランさんに聞いてみたところ、当時手掛けた自主制作盤なのだそうだ。「遥かなる風景(CREC)」から遡ること2年、若々しい演奏が楽しめる。

「Grab It!」は、サンプルをラランさんの当時のページで何度も聴いた覚えがあるなあ。

ジェフスキーのサクソフォン作品

サクソフォン四重奏の「Histories」だけかと思っていたのだが、他にもいくつがあるようだ。

Three Pieces 1981, for Saxophone, Trombone and Piano - composers's autograph

Shtick 1990, for Soprano saxophone- or Clarinet solo - composers's autograph

PDFAerial Tarts 1990, for Flute, Saxophone, Violin, Violoncello, Piano and Percussion - composers's autograph

Histories for Saxophone quartet, 1993 - scanned-in engravings.

Natural Things - for Clarinet, Soprano saxophone, Violin, Violoncello, 2 Percussions and piano 2007 - composer's autograph

例によって、楽譜は下記から全て入手可能。

2020/10/03

マルティノンの協奏曲

だいぶ前から上がっている動画だが、これはここにも書いておかなければ。

ジャン・マルティノン「サクソフォン四重奏のための協奏曲」の映像。キャトル・ロゾーの25周年記念演奏会。驚くのは、さらにここから20年経っていること…。

https://youtu.be/x7BVbklNlj4

2020/10/01

ダールの原典版の映像

少し前になるが、サクソフォーン・フェスティバルでダール「サクソフォン協奏曲」の原典版が演奏されたときの映像がYouTubeに上がっている。独奏はポール・コーエン氏。


この来日に合わせて行ったインタビューは、パイパーズ2019年7月号に掲載されている。演奏と併せてご覧いただきたい。

2020/09/29

Jess Gillamの新アルバム

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lmYep2_g63lX5UgHXJDWYEcEFOK6wNnBA

Jess Gillamの新アルバム「TIME」がリリース。マイケル・ナイマン「蜜蜂が踊る場所」が良い感じ。

いや、技術的に猛烈に優れている、とかではないのだが、妙にアクセントが付いた、若々しいエネルギッシュな演奏(オーケストラともども)に惹かれているだけかも…私も歳かなあ。。

ネット配信

コロナ下で急激に拡がり始めた演奏会のネット配信だが、2017年の転職後、郊外勤務のため平日演奏会に全く行けていなかった身としては、(オンラインとはいえ聴けるのは)とてもありがたい。

まだ、実際に買って聴くことはしてないのだが、近日中に一つ試してみる予定。

コロナが過ぎ去った後も、この取り組みが続くと良いなあ。

2020/09/27

ソプラノ検討中

ソプラノサクソフォンほしいなーと購入検討中。ソプラノサクソフォンの好きなソロ曲が多い、というのが一番の理由。

ヤマハが良いのだが、YSS-875EXか、YSS-82ZRか、どちらが良いか、そもそもどこで買えば良いか…。楽器を買うのは、何気に18年ぶりだ。

ドキュメント72時間

新大久保DACが題材のドキュメント72時間「私が楽器を吹く理由」、面白かった。CMに知った顔が出ていたので、本編にも出るのかなと思いきや、そうとも限らないのだな。

2020/09/25

YDS-150

なかなか斬新な外観のデジタル楽器がヤマハから発表された。


ほぼソプラノサクソフォンと同一のキー配置。真鍮製のベルが目を引くが、リンク先にもあるように、奏者への吹奏感のフィードバックのため、だそうな。

Integrated Bell Acoustic System (IBAS) is an acoustic system developed specifically for the YDS-150 which reproduces the unique physical feedback (sound resonance and vibration) of an acoustic saxophone. The system consists of speaker units, an acoustic pipe, and a real brass bell, enabling it to effectively deliver sound resonance and vibration back to the player's mouth and fingertips.

日本円で10万円くらいだろうか…WX5を持っていた身としては、気になる存在。

ブライアントの協奏曲

スティーヴン・ブライアントの「サクソフォン協奏曲」の映像。良い曲。

https://youtu.be/dU7JwfADZIg

このSteven Banksという奏者が、また良い演奏をしているのだ。

2020/09/23

ガバンボティ"1"

ジャック・シャルパンティエの「Gavambodi 2」は、昔から知っている曲だが、ふと「2があるなら1もあるのかな?」と思い立ち、調べてみた。

ピアノのためのカルナティック・エチュードの第8巻43番「Gavambodi」が、「Gavambodi 2」に選考して作曲されたようだ。録音もあった。


詳しい説明は下記の論文に詳しく載っている。

http://purl.galileo.usg.edu/uga_etd/flanders_herbert_s_201605_dma


プレインファルク氏とテヘラン交響楽団

ジェラルド・プレインファルク Gerald Preinfalk氏と、テヘラン交響楽団の共演によるラーション「協奏曲」。

プレインファルク氏…私にとっては「Art of Duo」の最終トラックに入っているスカラムーシュが印象深い奏者。イランのテヘラン交響楽団、は初めて聴いた。中東のオーケストラって、そういえばこれまでに聴いた覚えが無い。

https://youtu.be/YI99lojwZX8

2020/09/21

Calin Ioachimescuの協奏曲

Calin Ioachimescuの「サクソフォン協奏曲」の演奏映像。ソリストはダニエル・ケンジーDaniel Kientzy氏。25年も前の映像で、抜粋で観たことはあったが、全編を観るのは初めてかも。アップロードしたのは、作曲家ご本人かな?

何というか「勢い」がもの凄い。時代がそうさせているのかは判らないが、現代でこういう空気感の演奏ってできないよなあ…。

https://youtu.be/e_sI6FA4_ec

2020/09/20

以前のWSCでの演奏(上野耕路作品)

だいぶ前の演奏だが、ブログに貼り忘れていた…。

上野耕路氏に委嘱した作品を、クロアチアで開かれた世界サクソフォンコングレスで演奏したときの映像。

Guernica Saxophone Ensemble
山本航司, ssax
並木大亮, asax
栗林肇, tsax
吉川優花, bsax
永井基慎, pf

下記2曲は、私がとても好きな上野氏の作品のアレンジをご本人に編曲委嘱した、ということになるのだが、まるで新たに作曲するかのような、創造性に溢れた内容にしてくださった。

「Volga Nights」サクソフォン四重奏+ピアノ版国外初演

「Euforbia」サクソフォン四重奏+ピアノ版世界初演
https://youtu.be/9KRyeBybvIM

2021年の国際サクソフォンフェスティバル

日本で開催予定のサクソフォン・コングレスは2021年→2022年へと延期になったが、その2022年開催への架け橋として、世界サクソフォン評議会のメンバーも絡んで2021年、オンラインフェスティバルへの開催が検討されているようだ。

ご意見募集サイト。投票してみてはいかがだろうか。

2020/09/19

クセナキスのサクソフォン作品

ヤニス・クセナキスのサクソフォン作品といえば「XAS」。

その他に、オーボエとパーカッションのために書かれ、後に作曲家自身により公式にソプラノサクソフォン向けに書き直された「Dmaathen」なる作品があるそうな。知らなかった…。ちゃんとロンデックス本にも記載があった。

www.amusicalfeast.comの解説を引用。曲の流れの言及がほとんどだが。

Dmaathen is presented as it was originally scored for oboe and percussion. Subsequent
revisions of the piece, by the composer, restructured the oboe part for flute and for soprano
saxophone. The piece is presented in two large sections. In the first, drum outbursts sit atop
a soundscape of oboe multi-phonics; the second features declamatory and almost humorous
march-like passages from both instruments. These two large parts are framed with a short
introduction (with slinky sax lines and tribal drum sounds) and a short coda (with a stately
dialogue between the oboe and vibraphone). From there, this visceral and abstract piece
quickly fades into silence.

2020/09/18

昔のナイマン・バンド映像

https://youtu.be/P0JAclgEOMg

久々にジョン・ハール氏のYouTubeアカウントに動画が追加されていた。1995年、ポーランドでのナイマン・バンドの演奏だそうな。ナイマン・バンド、ノリまくっている時期かな。すごい迫力だ。

2020/09/16

Quatuor Morphingのラヴェル

Quatuor Morphingのラヴェル「弦楽四重奏曲」の録音を今更ながら聴く。ここ4年ほど、各新盤をじっくり聴く機会が無かったため、今更だが…

華やかなテクニックの数々につい耳が引き込まれるが、私が驚いたのは弦のボウイングのアップダウンを、とても良く意識・再現しようとした演奏であること。弦楽作品をサクソフォンで演奏するときにありがちな、油絵のようなコッテリ感が無い(ラヴェルの本作品は、特に表面上古典的な部分がそうなりがちなのだが…)。薄い色を何度も重ねて微妙な濃淡を作り出す、水彩画のような風景を垣間見ることができた。

現代にあっても、サクソフォン四重奏は進化しており、まだ進化の余地があるのだなと感じることができた。

2020/09/15

Iamaca

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kjYtVp1zap3KrXDic2K_5e9u5c2p2p6Xw

Stefano Calvano「Iamaca」。あのマリオ・マルツィ氏参加。素晴らしいアルバムだが、どういうジャンルなのか…クラシックにはリストされないのかしらん。

取っつきづらいジャケットだが、これはレメディオス・バロの「枯葉」という作品。

2020/09/14

シングル

配信時代を意識した制作、ということなのかもしれないが、サブスクリプションサービスを眺めていると、サクソフォン関係の音盤にもシングルが増えてきたなと。

配信専用=初期投資が最小限ということで、とにかく一気に作りきって世に問う、というスタイルなのだろう。アルバムの形を取るよりも、小出しのほうがリーズナブル…というのは納得。

日本ではあまり広がっていないが、海外では常套手段なのかな?

2020/09/13

ペリー・ゴールドスタインの作風

点描的な音運びを基礎にしつつ、ロック的な要素が存分に感じられることに驚く。「Fault Lines」は、多分日本初演だった…はず(すごく難しかった)。「Blow!」はいつかやってみたい…

ソロ作品も色々と聴いてみよう。

ジョドロフスキのオラトリオの演奏者が

サクソフォンとは無関係だが…。

ピエール・ジョドロフスキ Pierre Jodlowski氏のオラトリオ「L'aire du dire」のセッション録音(リミックス?)版。


驚いたことに、「あの有名な」デザンクロの合唱曲集を手掛けたJoël Suhubiette指揮、Choeur de chambre les élémentsというコンビでの演奏!同団体の懐深さを思い知った…

ケンジーとインターナショナルSQ

インターナショナルSQの最新アルバム「Miyabi」に、驚いたことにダニエル・ケンジー氏との共演作品が収録されていた。

J.B.Devilliers「HnGuA」という作品で、3分程度の小品ながら、アルバム中、圧倒的な存在感を放つ。

アルバムとしては、櫛田作品なんかも入っていて、話題に事欠かない。

2020/09/11

オルブライト決定的録音

ティモシー・マカリスター氏の最新アルバムに収録のオルブライト「ソナタ」は、まさに"決定的"といえる内容だ。「In Transit」の演奏も良かったが、その内容を軽々と超えている。

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lOb7y3Teqi9nLMBPnDl2b19ASuqFP4RC8

昔、市ヶ谷ルーテルでマカリスター氏の演奏で同曲を聴いたときの興奮を思い出した。

2020/09/10

Kind of Trane

ここ最近で最も個人的にヒットしたサクソフォン協奏曲は、ギョーム・コヌソンの「kind of Trane」だ。

ジョン・マッキーばりのスピーディな展開は、爽快そのものであり、ソプラノサクソフォンの機動性を見事に引き出している。

ティモシー展開マカリスター氏(オーケストラ版)、ニコラ・プロスト氏(ピアノ版)の録音が存在する。

2020/09/08

元に戻るなら

昔から演奏のセッティングにはあまり興味がなく、マウスピースはSelmer S90、リードはVandoren Traditionalだ。

周りを見ていると、流行り廃りはあれど、結局元に戻ってくる…というケースが多い。それであればベーシックなモデルを使い続けることが良い、という考えによる。

2020/09/07

フォン=コックの協奏曲

なかなかに名曲だと思うのだが、不思議と取り上げられる機会が少ないエルランド・フォン=コックの「サクソフォン協奏曲」。

シガード・ラッシャー氏とミュンヘンPOの録音を久々に聴いたが、この凛とした雰囲気は、やはりこのコンビならではだ。

現代奏者による、オーケストラ版の再録音を望む。

2020/09/06

須川家おうちライブにてファジィバード

https://youtu.be/SbueDFVPJYw

コロナ下で続いている、須川展也さんの「須川家おうちライブ」についに「ファジィバード・ソナタ」が登場。

いつもの須川節炸裂、だが、これまで知っていた須川さんの演奏とは少し違うイメージ…というか、これが最新の須川さんの演奏解釈なのだろう。常に演奏が進化しているのだなあ。

Boox Max3

楽譜閲覧用にBoox Max3を導入。思った以上の画面クオリティ!

2020/09/05

リベルタンゴの編曲

たまたまピアソラの録音を聴いていて気付いたのだが、須川展也さんの演奏でおなじみの「リベルタンゴ」の編曲(ていほうさんによる)ってピアソラの後期キンテートを模してるのだな。知らなかった。

2020/09/04

ワイヤレスイヤフォン

昨年春から通勤のお供にワイヤレスイヤフォンを持ち歩いている。

今使っているのは、AnkerのSoundcore Liberty Neo。ノイズキャンセリング機能付きは高くて買えておらず、電車の雑音混じりで聴くならばこの程度で十分。

また、一番最初に使っていたBluetooth 4.1対応機種と比較して、Bluetooth 5.0の、周囲混雑時の途切れにくさは、通勤のお供としては絶対条件になると思う。

しかしながら、そもそもここ最近はほぼリモートワークで、出番が激減しており、さらに混雑した電車を避けているため途切れにくさを実感することもできない。

2020/09/02

カルテット+ピアノ

真新しくはないが、サクソフォンカルテット+ピアノは、表現力という意味で極めて優れた編成だと思う。

カルテットの表現力の限界を突破して、オーケストラ作品、大編成バンド作品、ポピュラー音楽など、編曲にもよるが自由自在。サクソフォンの音程問題が難しいが、そこを地道にクリアすればその先には素晴らしい世界が広がる。

もちろんピアノの楽器としての表現力が突き抜けている、ということを改めて示すことに他ならないのだが、サクソフォンカルテットとの融合は、単なる4+1以上の効果を上げているように聴こえる。あまりに編成に頼り過ぎて、演奏の本質を見失いそうになるのは贅沢な悩みか。

ドビュッシー「ラプソディ」をコーラングレで

一つ前の投稿をキッカケに、ジェローム・ラランさんに教えていただいた録音。なんと、フランソワ・ルルー氏の演奏!驚いた。

アレンジのシルヴェストリーニ氏って、あのスーパー無伴奏作品の作曲家のシルヴェストリーニ氏ですかね。

2020/09/01

「グラズノフ」ヴィオラ版

グラズノフ「サクソフォン協奏曲」ヴィオラ版。
CDが出ていた…知らなかった。


少々アレンジ入っているのが気になるが、明らかにサクソフォンでは聴けない輝きが聴こえる。

トラック名に「作品109」を付けるのはやめてほしいな…。

2020/08/30

デザンクロのレクイエム新録音

アルフレッド・デザンクロ「レクイエム」の新録音が、昨秋、リリースされていたことを知った。オルガン版で、その点はフレデリック・デザンクロ参加盤と同じ。

演奏クオリティはなかなかのもの。たまにオルガンの不思議な音がするが、ストップ奏法って、こんなもんなのだろうか。あまり詳しくない…。

サブスクリプションサービス等でも聴ける。
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lfxxw-ie9uZ8d_o8q-8VYbsio-VH3IKgI

どなたかぜひ「レクイエム」管弦楽版の録音を…ついでに、「交響曲」の録音を…。

2020/08/29

「2001年宇宙の旅」に…

スタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」は私が一番好きな映画。全編にわたって緻密に造り込まれた、50年以上のものとは思えぬ映像美、そして絶妙に各シーンにマッチする音楽。言わずとしれた名作だ。

最近、久々に見返していたところ、とても地味な箇所にサクソフォンの音が紛れていたので備忘録として記す。ディスカバリー号の木星探査ミッションの場面で、ディヴィッドとフランクが、タブレット端末で自身の出演したテレビ番組を観るシーン、その番組冒頭のオープニングに、甘く軽快なジャズ風のサクソフォンが聴かれる。

2020/08/28

楽譜を見るとき

所有楽譜の全てを電子化済なのだが、肝心の「見る」ときには印刷している紙に印刷している始末。

そろそろそこも電子化を…ということで、タブレットか電子ペーパーを検討中。

2020/08/27

トゥールの哀歌

未だに、エストニアの四重奏団、タリン・サクソフォン・カルテットが演奏するトゥール「哀歌」を聴くことが出来ていない。「お国モノ」ということで、いつかはきちんと聴いてみたいのだが、マイナーレーベル過ぎて…。

アムステル・カルテットの演奏が比較的入手しやすいが、緩急の対比が極端に付いてこそ、の作品であるところ、「急」が物足りないのだ。「緩」が素晴らしいだけに、なおさら惜しい…。

取り合い

我が家のGoogle Home(スマートスピーカー)のメインの役割は音楽再生。Google Play Musicのサブスクリプションサービスと契約しており、音声で指示すれば大概の曲は再生できる。

息子3歳が最近音声操作が上手くなってしまい、私が自分の好きな曲を聴いていると、「オッケーグーグル、ストップ」「オッケーグーグル、〇〇〇〇をかけて」と、変えられてしまう…のが最近の悩み。

2020/08/25

響くだけ

様々な録音を聴いていると、レコーディングのせいなのか、マスタリングのせいなのかは判らないが、ウワンウワンと響くだけのようなものにぶち当たることがある。

正直、何度も聴き返す気には(いくら演奏が良くても)ならないのだが、疲れているときに通勤電車の中で聴くのは、そのくらいのものがちょうど良いことが分かった(笑)。

まあ、最近は週一ペースでしか出社していないため、そんな機会も殆ど無いのだが。

2020/08/24

原博巳さん逝去より一年

早いもので、本日原博巳氏が亡くなって一年経つ。

訃報に接したその時には、あまりに現実感が無く、信じられない/認めたくない、といった気持ちが先行していたのだが、時を経るにつれて、拒絶と受容のバランスが取れたところに落ち着いてきた。

残念なことに、亡くなったその事実は変えらない。兎角、サクソフォン界は、一年前のこの日、極めて優れた音楽家を一人失った、ということだ。

2020/08/23

弦のトランス作品

あくまで個人的な感覚だが、弦のトランス作品をサクソフォンで演奏する際…作品に依存せずソプラノ〜バリトンの各楽器での演奏を比較したとき、ソプラノで感じられる「痛さ」を、バリトンで感じることが殆ど無い。音域が低いほどに、そのように感じる。

ソプラノでの演奏は、テクニックの妙を感じることはあれど、「ソプラノはソプラノ」という感覚だ。しかしながら、バリトンでの演奏は、一つの形式を形作っている…とでも言いたくなる。

ティエス・メレマ氏の最新版(メンデルスゾーンの「チェロ・ソナタ」のシングルカット)を聴きながら、そんなことを思った。

2020/08/22

シティ・ノワール初演映像

グスターヴォ・ドゥダメル氏がロサンゼルス・フィルハーモニックの芸術監督に就任した際の、記念演奏会のDVDを(久々に)ゆっくり観た。

ジョン・アダムズ「シティ・ノワール」の初演。サクソフォンの素晴らしさは言わずもがな、舞台・客席の双方を包む高揚感と、楽曲の疾走感の相乗効果に、初めて聴いたとき以来の興奮を覚えた。弦の、いくぶんかの「雑味」も重要要素。

いろいろ余裕無く、流し聴きばかりのここ最近だが、どんな曲も、集中してじっくり聴かないとな…。

2020/08/21

アルテQのアルバム

Andreas Schaererとの合作になるArte Quartettのアルバムがなかなか衝撃的だった。特に1曲目の「Großer Bruder von q1」の凝縮されたような濃密なテンション…録音でここまで耳を捉えて放さないのは珍しい。

ArteQ様々なジャンルへの対応力(のようなもの)には、毎度驚かされる。音色がかなり関係していると思うのだが、実際どのような生音なのだろうか。

2020/08/20

グラス

ピーター・グリーナウェイ監督「Four American Composers」の、フィリップ・グラス編が好き。

「Music in Similar Motion」から「浜辺のアインシュタイン」へと繋がるフィリップ・グラス・アンサンブルの演奏(サクソフォンは、ジャック・クリプル氏、他)が見物で、セッション録音と違った臨場感が魅力的だ。

2020/08/19

虎になった男

https://youtu.be/ZgN6Wej_YHM

春先に話題になった演奏。聴いたときの衝撃たるや。大人顔負け、ってこういうことだ。

作曲は佐藤信人氏。諸々の経緯はYouTubeのコメント欄に記載あり。

2020/08/18

Book of the Dead

ソプラノサクソフォンと吹奏楽のための協奏曲、Roy D.Magnuson「Book of the Dead」は、ぜひ多く演奏されてほしい作品だ。吹奏楽とサクソフォンの協奏曲作品は増えてきたが、その中でも傑作の一つ…だと思う。

残念ながらまだ日本国内での演奏機会は無い…というか、初演者であるRaul Nolen氏が演奏・録音した、という話は聞いたことがないのだが。YouTubeに初演の模様がアップされている他、Albanyレーベルから録音も出ている。カップリングはマスランカ「サクソフォン四重奏と吹奏楽のための協奏曲」(こちらも名曲!)。

2020/08/17

あのデザンクロ

聴くたびに不思議に思うのだが、ダニエル・デファイエ四重奏団のデザンクロ「四重奏曲」の演奏、あの楽譜や指示をどう解釈すれば、あのような演奏になるのだろうか。

優雅にして流麗、縦も合っているのか合っていないのかわからない(どちらかといえばあんまり合っていない)演奏だが、なぜあのように魅力があふれるのか。リハーサルの過程でメンバー内部でどのような会話がなされたか、大変興味深い。

2020/08/16

ギャルド吹奏楽団がテナー奏者募集

フランスの名門、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団が、テナーサクソフォン奏者を募集している。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3326262367440408&id=1598718383528157

推測だが、Marc Duchene氏の後任枠だろうか。指揮は未だにフランソワ・ブーランジェ氏だったのか、知らなかった。

2020/08/15

コングレス開催延期

http://www.japan-sax-congress.com/

新型コロナ感染収束見通し立たずの状況を受け、2021年に日本で開催予定のサクソフォン・コングレスが、2022年開催に延期となったようだ。本日、公式ページにて発表があった。

最近のスター

いま、日本の中高生たちの間で「スター」として聴かれているカルテットは、どこの団体なのかな…。おおかた、トルヴェールQか、レヴQあたりなのだと思うが、アンケートなどとったら面白い結果が出るのかも。

2020/08/14

サブスクリプションサービス

Google Play Musicをサービス開始時から使っている。月額わずか780円で、何千万曲にフルアクセスできるなど、数年前には想像もできなかったこと。新しいアルバムもあっという間に聴くことができる。

とはいえ、何もかもあっさり。便利さと引き換えに無くなったパッケージメディア時代のワクワク感は、もはや遠い日の幻。

2020/08/13

ここ最近

コロナ感染拡大の混乱、鬱々とした長い梅雨、さらにコロナ第二波。本業はほぼリモートワーク。落ち着かない日々。

気がつけば随分と投稿しないまま経つ。仕事と家庭のことでメンタルが溢れている。

・ニコラ・プロスト氏がマルセル・ミュール氏の動画(映画の一場面)をアップしていたのには驚いた。
・ジャン=ポール・フーシェクール氏のLPを1X年越しに入手。素晴らしい演奏だった。
・ロンデックス本三部作入手。名前入れてもらってほっこり。しかしながら、大量に送った情報のうち使われたのは僅かだった。

2020/02/26

テクノロジーの貢献

テクノロジー・トレンドがクラシック・サクソフォン界に及ぼす影響は、およそそのテクノロジーが現れてから5~10年のラグがある。例えばYouTubeの登場は2005年だが、多くの皆さんが情報のアウトプット・インプットとして使うようになったのはここ5年くらいだとの認識。広がりのキーは、授受双方において「誰もが」「簡単に」使うことができる、という部分であり、スマートフォンによる動画のアップロード・編集・視聴が広まったことを契機に、爆発的に普及したといえる。

次に個人的に最も注目しているのが、5Gの低遅延ネットワークを活かした遠隔合奏の広まりだ。インフラ側の整備がまだまだ、という状況ながら、5Gをサポートする端末が次々と登場し、普及のための材料は揃いつつある。5~10年したら、次の合わせは?ネット経由で!という時代が当たり前のように来るのかもしれない(少し古い記事だが、こんな記事を見つけた→
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/16/news027.html

このように、テクノロジーがクラシック・サクソフォン界へと貢献するような事象に、興味がある。私自身は、今は画像系のエンジニアで、残念ながら直接的に寄与できる部分はなさそうだが…。