あのクラリネットの名手、アレッサンドロ・カルボナーレが、フィル・ウッズ「ソナタ」や吉松隆「ファジイバード・ソナタ」を(もちろんクラリネットで)演奏しちゃったアルバム「No Man's Land(Velut Luna)」が、いつの間にやらAmazonのデジタルミュージックストアに登場していた。このアルバム、発売当初から流通になかなか乗らず、5年ほど前にイタリアの怪しい通販サイトでようやく見つけてドキドキしながら購入したのが懐かしい。
1. フランク・ザッパ - FZ for Alex
2. フィル・ウッズ - ソナタ (originally for Alto Saxophone)
3. グラハム・フィトキン - GATE (originally for Soprano Saxophone)
4. エンリコ・ピエラヌンツィ - Elisions du Jour
5. パクイト・ドリヴェラ -小組曲
6. 吉松隆 - ファジイバード・ソナタ (originally for Alto Saxophone)
7. カルロ・ボッカドーロ - エレジー マイルス・ディヴィスの思い出に
8. フランコ・ダンロレア - トレント
演奏の素晴らしさは言うまでもなく、楽曲としても面白いものばかりだ。もしご存じない方は、ぜひ一度耳にしていただきたい。
こちら→No Man's Land
多くの方に聴かれることになるのが嬉しいなと思う一方、CD販売からダウンロード販売への変遷を、改めて感じた次第(こちらの記事もぜひ参照を)。録音そのものの価値は変わらないはずなのだが、なんだろう、この寂しい感じは。
こういうドキドキ感もなかなか味わえなくなったなあ…→http://flatmountain.tumblr.com/post/37911127799
と、話が逸れた…。
----------
楽曲・演奏の質が良くて、珍しいCDがないかなあ、と探している。というのも、今年の1/21に本ブログdiary.kuri_saxoが10周年を迎えるにあたり、プレゼント企画を予定しているからだ。「No Man's Land」は五周年の時にもプレゼントとして取り上げており、今回もプレゼント候補の筆頭として考えていたのだが、ダウンロード販売で手に入るのであれば、わざわざプレゼントにする価値もないなあと。何か他にないか…うーむ。CDから離れて考えれば良いのかもしれないが。
0 件のコメント:
コメントを投稿