チック・コリアの名アルバム「マイ・スパニッシュ・ハート」に収録された、変奏曲風?ブルース風?の作品。
オリジナルはピアノ、ヴァイオリン、ベース、クラッピングという編成。2013年に松下洋氏から旭井翔一さんに対して編曲委嘱、アルトサクソフォンとバリトンサクソフォンのためのアレンジが生み出された。
このアレンジは、松下くんがPEDROSAXOを日本に招聘した際の、デュオ・リサイタルで初演された。PEDROSAXOの自作自演の強烈さに対抗するにはチック・コリア!と考えたことがきっかけになり、松下くんから旭井さんへの委嘱が行われたとのこと。「アルマンド・ルンバ」の他にも「チルドレンズ・ソング」などいくつかの作品が演奏され、同リサイタルにおいては、松下くんが手掛けたチック・コリアのステージもPEDROSAXO以上に鮮烈、大変な感銘を受けたことをよく覚えている。名古屋公演では瀧彬友さん、横浜公演では塩塚純くんがバリトン・サクソフォンをそれぞれ担当した。横浜公演の時の動画が、YouTubeにて公開されている。
このアレンジは四重奏でもマッチしそうだ…と思い、アレンジができないか旭井さんにご相談、再編曲をお願いした次第。四重奏編曲版の初演となる。"Tsukuba Saxophone Quartetのために書かれた作品(アレンジ)"ということになるのだが、なんだか嬉しいですね。先日の練習では旭井さんに聴いてもらった。
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ということで、これで演奏予定曲の紹介も完了。明日(というかもう今日か)は、一日練習で日曜日の本番に備える。チケットあと30枚強出すことができそうな雰囲気。
【Tsukuba Saxophone Quartet – Saxophone Concert Vol.6】
日時:2014年12月21日(日)18:00開演
会場:ルーテル市ヶ谷センター・音楽ホール
入場料:1,000円
プログラム:
C.コリア/旭井翔一 – アルマンド・ルンバ(サクソフォン四重奏版委嘱初演)
J.L.d.ティロ – トルメンタ・タンゴ
木山光 – ハデヴィッヒII
J.S.バッハ/伊藤康英 – シャコンヌ
D.マスランカ – レシテーション・ブック
チケット問い合わせ:info@tsukubasq.com
詳細:http://www.tsukubasq.com
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