イーストマン音楽院のサクソフォン・クラスといえば、毎回ぶっ飛んだプログラムを取り上げることで有名だが(「春の祭典」全曲を演奏した動画はいろいろな意味で大きな話題となった)、今年の演奏会において、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「シャコンヌ」のサクソフォンアンサンブル版を取り上げたとのことだ。その動画が、YouTubeにアップロードされた。
2014年11月16日、イーストマン音楽院内のホールでの演奏会とのこと。編曲は、Matthew Evans氏。動画を観る限り、SSAATTBBBsという編成のようだ。
バッハ「シャコンヌ」のサクソフォン・アンサンブル版といえば、古くはGary Scudderのサクソフォン四重奏版、また、私が傑作と信じて疑わない伊藤康英先生のサクソフォン四重奏版があるが、このような、九重奏でのアプローチを試みる団体が現れるとは意外だった。非常に豪勢な響きがするが、これはこれでありだなあ。
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