いろいろと書くネタ溜まっているのだが、10/26の宣伝をし始めないと…。という曲で、各曲のこだわりを書いていく。
もともとはヴァイオリンとアルトサクソフォンのために書かれたが、須川展也氏、ケネス・チェ氏のために改作され、Crystal RecordsよりCD録音化。ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン、ピアノのための、8分ほどの作品である。このCDの中では、個人的にはいちばん好きな作品だ。妙に片翼に振り切れず、クラシックとポピュラーの境界を見事に走り抜ける筆致に感動したものだ。泣き所とかっこよさが同居する構成感も、うまい具合にツボを押さえており、加藤氏のニヤリとした顔が思い浮かぶ(見たことないけど)。
時折聞こえてくるフラッターやスラップなどの特殊技巧も、良いスパイスになっており、この使い方も巧いなあと。中間部を抜けた後の疾走感は、見事。最終部の超絶ユニゾンにもご注目あれ。
ソプラノちさ、アルトかじた、ピアノびるでお送りする。
ちなみに、当日のリハーサルまではお互い聴く機会もない(はず)なので、私自身も演奏を聴くのが楽しみだ。
【Tsukuba Saxophone Quartete Concert Vol. 5.5 at Ernie's Studio】
出演:Tsukuba Saxophone Quartet
日時:2014年10月26日 14:00開演
会場:アーニーズスタジオ
料金:入場無料(投げ銭制)
プログラム:
加藤昌則 - オリエンタル
ピーターソン - トリオより第3楽章
コリア/旭井翔一 - アルマンド・ルンバ(S.Sax & B.Sax版初演)
伊藤康英 - 木星のファンタジー
JacobTV - Grab It!
グレゴリー - 干渉
木山光 - ハデヴィッヒII
(チラシ・クリックして拡大)
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