長文です。
運営事務局のマネージャーとして、また演奏者(Tsukuba Saxophone Quartet)として関わった、第5回サクソフォン交流会が、昨日6/28、無事終演した。100人近くの参加者が参加するこのイベント、まだ参加者アンケートも集めていない状態だが、成功だったといえるのではないだろうか。
7:00に家を出発して8:30前には草加駅に到着。続々と集まってくるサクソフォン奏者の中には、知り合いの方も、初めましての方も。ホールが開き、まずは「関東学連と一般参加者によるアンサンブルステージ」ということで、直前リハを聴く。その間も各種事務作業を進めるが、気を張りすぎて無駄に疲れていた。続いて、参加者全員が集合して注意事項の説明。さらに「参加者全員によるラージアンサンブルステージ」の練習。林田先生による笑いの絶えない直前合奏となった。短いお昼休憩ののち、12:00に開演。
アンサンブルステージ、やはりどの団体も個性あふれる演奏内容で、聴いていて楽しめた。また、MCの立ち回りの上手さや、演出に驚くような所もあり、興味深く聴いた。選曲も多彩で、ちょっと残念だったのは、会場が絨毯であるため、なかなか大きな音が前に飛んでいきづらいこと。まあ、これはどの団体も同一条件だったからやむを得ないか…取得できるハコの問題は常につきまとう。そういった中でも、どの団体も持てるパワーの多くを12分に注ぎ込んできて、気合の入った演奏が続いた。
Tsukuba Saxphone Quartetは、「トルメンタ・タンゴ」、「タンゴ・ヴィルトゥオーゾ」を演奏した。「トルメンタ・タンゴ」は、今回が日本初演ではあったが、なんとか通った…!というレベルになってしまい、反省点が多くなってしまった(´・ω・`)確かに異常なほど難しい曲であることに間違いはないのだが、12/21に向けて精進していかねばならない。対して「タンゴ・ヴィルトゥオーゾ」は、ダイナミクスのコントロールが比較的うまく行った部分があり、それなりに吹けたかなあとも思いつつ、やはり細かいズレが…。
企画ステージは「関東学連と一般参加者によるアンサンブルステージ」という内容。学生同士の大学間のつながりや、大学生と社会人のつながりが少しでもできれば良いなと思って企画してみた。私自身が、大学生の頃にアマチュアとしてサクソフォンに取り組んでいた時、他大学で同じように自主演奏会などを立ち上げている、という動きがあったことを知らなかった、という経験が、今回の企画ステージを進めるモチベーションの10%くらいになっている。事前練習なども初めての試みではあったが、良いステージとなった。林田先生のソロはさすがであったし、また「アルセナール」も簡単な曲ではないはずだが、短時間でそれなりにまとまったのは林田先生の力はもちろん、奏者の地力の高さもあるだろう。
全員参加によるラージアンサンブルステージは、ホルスト「第一組曲」。第1回のサクソフォン交流会と同じ選曲。100名近い演奏者が奏でる音の洪水は、なかなか得がたい経験だ。私もついつい聴き入ってしまった。
16:00には終演。写真撮影も行ったが、今回は片付け時間にも余裕があり、完全撤収17:00の20分前にはほぼ片付けが完了していた。17:00に完全撤収を完了。mckenさんの車で打ち上げ会場へと移動した。移動中にも、デジカメからデータを取り出して集合写真のアップなど実施。
18:00から西新井駅前の中華料理屋にて懇親会。例年のごとく、大盛り上がり(笑)今回は、スペースもかなり余裕があり、私はというと、最初ぐいとビールを飲んだが、その後はいろいろな方と喋ってばかりで、あまりお酒に口を付けなかったような憶えが。景品持ち寄り抽選会も、たくさんの方に景品をご用意いただいて有難かった。私も初めて景品が当たった!なんとSaxofieldからのプレゼント、Icefield(ミネラルウォーター)12リットル!さすがに持って帰ることはできないので、「飲み過ぎた方に事務局から差し入れです」と言葉を添えつつ参加の皆様に10リットルぶんを配布した。3時間に及ぶ懇親会1次会もあっという間。第6回交流会の開催(2015/4/25@香川県高松市)についてアナウンスし、一次会は〆となった。
続いて2次会も同一会場で開催し、半分にあたる45人がさらに追加で2時間参加(笑)。最終的に、11:30の終電にて帰宅した。帰宅後、慌ただしくビデオの整理をしていると、2:30am。。。明けて本日6/29、とりあえずビデオの送付だけは完了している状態だ。
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ということで、無事終了。
交流会当日に至るまで、また、残務処理についても事務局の作業は非常に大変だが、当日を終えるとホッとし、充実感を感じることができる。ただ、私もそろそろ最初の交流会立ち上げの頃の勢いを保つことができなくなってきており、そろそろ事務局内でのタスクの割り当てや処理の仕方について大幅に見直しをかける時期に来ているのだと思う。今回の交流会にあたって、事務局内ではメールが1200通飛び交い、実作業に一人あたり平均40~50時間はかけているはずで、これをさらに向こう5回続けることは現実的とは考えていない。
あとは、マネージャーの後任の育成もミッションの一つである。何が起こっても全てのタスクを実働レベルで処理可能な事務局メンバーを、1人ないし2人育てておきたい。
イベントとしては、演奏者に主眼を置くのか、もう少しお客様のことを考えるのか、個人参加の方の参加の仕方、企画ステージの内容、事前に何をどれだけ押さえておくのか(仮に問題が発生した時の事後コストは、事前コストの3倍と思っている)、それぞれについて、どうバランスするのか、試行錯誤が続く。最初の頃は、何度かやれば着地点が見えてくるだろう、という思いがあったのだが、もう着地点そのものがないのかもしれない。もう割り切ってしまおうかなあ。
とにかく、運営事務局側はいろいろと考えるべきことが多い、ということです。むむむ。幸い、第6回の開始までは時間があるので、じっくりと事務局のあるべき姿について考えてみたいと思う。SWOT分析とかすれば良いのかしら(違)。
演奏者の集合写真。参加者向けに、高解像度写真を後日配布予定。
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