2013/07/28

クレストン「サクソフォン協奏曲」初演の録音

昨日、何気なくFacebookのタイムラインを眺めていたところ、サクソフォン奏者宮崎真一さんの投稿から、とんでもなく貴重な録音の情報が流れてきた。なんと、ポール・クレストン「サクソフォン協奏曲(アルトサクソフォンと吹奏楽のための)」の初演の録音である。アメリカのどこかの方が手持ちの録音をYouTubeにアップロードしたようなのだが…アメリカには時々とんでもなく貴重な録音が眠っており(もう6年以上前だが、ミュールのアメリカツアーの録音が残っていると知った時には驚いたものだ)、時々チェックしていかなければならないなあ。

独奏者は、アメリカの往年の名手、ヴィンセント・アバト Vincent Abato氏。Artur Rodzinski指揮ニューヨーク・フィルハーモニックとの共演で、1944年2月13日の録音とのことだ。さすがに音質には若干の難があるものの、素晴らしさがじわじわと伝わってきて感動。プログラム冊子は、ニューヨーク・フィルのアーカイブのページから参照できる



ちなみに、同じくアバト氏のセッションレコーディングは、下記リンクから聴くことができる。こちらはウィリアム.D.レヴェーリ指揮ミシガン州立大学の吹奏楽団との共演。
https://www.youtube.com/watch?v=dCuQW1kmWjs

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