ボヘミアサクソフォン四重奏団と、Aleksandar Markovič指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の共演による、フィリップ・グラス「サクソフォン四重奏とオーケストラのための協奏曲」の演奏がYouTubeに上がっていた。カメラワークや、各楽器のバランスなど相当作りこまれており(ライヴでは絶対聴こえないような音も聴こえてくる)、映像作品として非常に良くできている。さすがに高速変拍子ではときどき「うおっ」となることがあるもの、全体を通して演奏も良いと思う。
こんな四重奏団があるとは知らなかった。公式ページのディスコグラフィを参照すると、何となくどこかで見たことがあるようなジャケットが掲載されているのだが…。
いやー、それにしてもこの曲の第1楽章のメランコリックな趣は、何度聴いても良い。本当に良い。他の楽章はたまに食傷気味にもなるが、この第1楽章だけは何度聴いても腑に落ちる、とでも言おうか。ちょっぴり「ミシマ」に似た雰囲気もありますね。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
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