島根県のF様から、F様がかつて聴いたユージン・ルソー氏のリサイタルのプログラム冊子を送ってもらった。
1987年、故前沢文敬氏とともに国内4ヶ所を回った時のプログラム冊子。なぜか東京ではこのとき開催されておらず、ちょっと不思議。ヤマハの肝いりであれば、大都市で開催されないのは不自然にも思えるのだが。
【ユージン・ルソー サクソフォン・リサイタル】
出演:ユージン・ルソー(sax)、服部真理子(pf)、前沢文敬(sax:賛助出演)
日時・会場:
1987年9月26日(土)14:30・出雲市市民会館大ホール
1987年9月28日(月)18:00・明石キャッスルプラザホテル3Fホール
1987年10月2日(金)18:30・札幌市ヤマハセンター第2ホール
1987年10月4日(日)14:00・岩手カトリックセンター四ツ家教会
プログラム:
G.F.ヘンデル/E.ルソー - ラルゲットとアレグロ
C.ドビュッシー - ラプソディ
A.ハバ - 無伴奏サクソフォンの為のパルティータ
S.ラフマニノフ/E.ルソー - ヴォカリーズ
C.サン=サーンス/E.ルソー - 白鳥
M.ラヴェル - ハバネラ形式による小品
P.クレストン - ソナタ
J.B.ロイエ/ホルニブルック - トリオ・ソナタ(賛助出演:前沢文敬)
ルソー氏お得意のレパートリーが並ぶ。ラッシャーに献呈されたハバ(アロイス・ハーバー)が1968年に作曲した「パルティータ作品99」が目を引く。ルソー氏がレパートリーにしていたとは知らなかった。トリオ作曲のロイエ(ジャン=バティスト・ルイエ)は、1680年生まれの作曲家。トリオ・ソナタはト短調・ハ短調・ヘ長調があり、どれが演奏されたかはわからなかった。叶わぬ願いとはいえ、やはりクレストンは一度はルソー氏の演奏で聴いてみたかったなあ。
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