以下、村田さんから送られてきた曲目解説。これを読みながら以前紹介した作品たちを聴くと、なるほど、と思えることだろう。
Sturm
もとになったのはバリトンサックスとピアノのために書き始めたのいくつかのスケッチの中の一部でした。作曲当時フィンランドのトゥオミサロ氏のMetallifonia(http://www.youtube.com/watch?v=K2cAdrjxdSk)に感銘をうけてメタルやプログレ風のセクションをいれました。意味は独語で嵐です。
Rotte NoⅠ
Rotteとは戦闘機の空戦技術の用語で二機編隊のことです。端的にお互いがお互いの死角をフォローしあう形態です。お互いの穴をうめるように演奏されます。ライヒなどの近接したカノンを意識しています。
Rotte No Ⅱ
spとaltの習作です。3つの決まったモチーフでできています。
Impromptu
特殊奏法を取り入れた習作です。参考にさせてもらったのはEscaichのLutteです。またフルートビートボックス(http://www.youtube.com/watch?v=crfrKqFp0Zg)も参考にしました。調的な雰囲気を崩さないようこころがけました。
ちなみに、アカウントのページを見に行ってみると再び新作の準備が進んでいるようで…(誰が初演するのだろう?)楽しみ。
http://www.youtube.com/user/SOGEBUmaturi/videos
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