7/9に在ベルギー日本大使館で共演予定の、大宅裕さんの演奏情報@山形。イメージエア音楽事務所主催。渡欧期間とかぶっているため聴くことができないが、ご盛会をお祈り申し上げる次第。
以下、イメージエアのIさんからの情報。
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デュオ・ブリュッセル リサイタル/『イノック・アーデン』
渡瀬英彦(フルート、朗読)+大宅裕(ピアノ)
出演者
渡瀬英彦(フルート、朗読)
大宅裕(ピアノ)
プログラム
リヒャルト・シュトラウス 作曲
・《ヴァイオリン・ソナタ 作品18》より第2楽章
インプロヴィゼーション-アンダンテ・カンタービレ
・《イノック・アーデン 作品38》
・《明日 Morgen! 作品27/4》
日時・会場
2012年7月15日(日)18時開演(17時30分開場/20時終演予定)
風雅の国・馳走舎(山形県山形市大字山寺南院4224)
チケット料金
一般・全席自由:前売り3000円/当日3500円
学生 1000円
チケット取り扱い
八文字屋本店/TENDO八文字屋 各プレイガイド
イープラス(「イノック・アーデン」と検索ください)
PeaTiX http://enoch0715.peatix.com
イメージエア音楽事務所
メール:info@imageairproject.com
TEL:03-5962-7684 / FAX:03-6740-6039
後援
山形市教育委員会
(念のため)
東京公演
2012年7月21日(土)19時30分開演
タカギクラヴィア松濤サロン(東京都渋谷区松濤1-26-4)
公演概要
《イノック・アーデン Enoch Arden》(1864)は、19世紀のイギリスの詩人、アルフレッド・テニスン(1809 - 1892)の物語詩です。
《英雄の生涯》や《ツァラトゥストラはかく語りき》などの交響詩や《ばらの騎士》《サロメ》といったオペラを生み出したリヒャルト・シュトラウスは、《イノッ
ク・アーデン》をテクストとして、当時流行していた「メロドラマ」(朗読とピアノからなる形式)を作曲しました。卓越した管弦楽法を駆使した、絢爛豪華な作風を持つ作曲家として知られるリヒャルト・シュトラウスですが、《イノック・アーデン》では先に上げた代表作とは一線を画す控えめな音楽が添えられてい
ます。しかし音楽は決して単調となること無く、卓越した情景描写をもって想像力を喚起し、物語と相まって、聴き手をより作品世界に近づけます。
ヨーロッパを中心に活躍する大宅裕が奏でる音楽に乗りナレーターを務めるのはフルーティスト・渡瀬英彦。これまでも《プラテーロとわたし》(朗読とギター)などでナレーターを務め高い評価を得ています。また演劇分野との共演も多く、音楽的視座に立って、物語の機微に迫ります。
《イノック・アーデン》の前後には、同じくリヒャルト・シュトラウスの《フルート・ソナタ》と、ソプラノ歌手のレパートリーとして取り上げられる「明日
Morgen!」を、渡瀬のフルート/フルート・ダモーレにて演奏します。物語への導入と余韻を、音楽によって感じていただける構成です。
《イノック・アーデン》は今回新たに日本語に訳したものをテクストと致します。原語上演よりもより親しみやすく、作品世界や登場人物への感情移入もよりしやす
くなるでしょう。上演回数は多いとは言えないこの作品ですが、クラシック音楽の愛好者の方にはもちろん、あまり馴染みのない方にも、哀しくも何処かに希望
を感じられる物語をお楽しみいただけるプログラムです。
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