管楽器専門誌としておなじみのパイパーズに、シガード・ラッシャーの記事を7ページぶん載せてもらった。パイパーズの方から9月頃にシガード・ラッシャーに関連した記事を載せたいとの連絡があり、私も常々パイパーズには記事投稿を行いたいと考えていたため、渡りに船ということで二つ返事で引き受けたのだ。
数年前にサクソフォーン協会誌"SAXOPHONIST"に投稿した記事をブラッシュアップし、さらに30%ほどラッシャー四重奏団や、ラッシャーの演奏に関する(主観的な)考えの部分を書きおろして追加し、メール等で打ち合わせを重ねながら最終版にこぎつけた。私は文章といくつかのポートレイトを提供しただけなのだが、担当の方によるレイアウトの素敵さは特筆に値するもので、ゲラ刷りが上がってきたときは本当に感動した。担当のS様には、この場を借りて改めて御礼申し上げる次第。
2011年12月号、11月20日発売(明日!)である。詳細はこちらから。
本日執筆者用の配布冊子が届いたのだが、他にも面白い記事がたくさん。お恥ずかしいことに、実は今までマトモにパイパーズを買って読んだことがなかったのだが、いつもはサクソフォンだけ追っかけているため、他の楽器の記事など新鮮な気持ちで読むことができる。アドルフ・ハーセス(シカゴ響の黄金時代を支えた伝説的トランペット奏者)と演奏活動をともにしたティモシー・ケントの連載など、痛快そのものだ。
ラッシャーのことについて日本語で書かれた文章は、これまであまりなかったはず。サクソフォーン協会誌にラッシャーの記事を書いたときには、商業誌ではないゆえ限られた範囲にしか読んでもらえなかったのが残念だった。その点パイパーズは大きな書店か大概の楽器屋なら日本全国どこでも手に入るからなあ。
というわけで、ぜひよろしくお願いします。感想などいただけると幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿