2011/11/16

作曲家の個展、という妄想

「作曲家の個展」というテーマでいくつかサクソフォン四重奏の演奏会を開いてみたい、という構想(というか妄想)がある。ひとつの作曲家をテーマにした演奏会、というのはちょっとした夢であるが、どんなことができるのか考えてみた。

ざっと思いつくのは、J.S.バッハ、JacobTV、上野耕路だろうか。

バッハは、栃尾克樹氏編曲の「イタリア協奏曲」、伊藤康英先生編曲の「シャコンヌ」、成本理香氏編曲「パルティータ第4番」という名アレンジが連なっており、楽譜探しには苦労しなさそうだ。ただしバッハはバッハであり、お客様に変化に富んだラインナップをみせたければ、すこし変化球のアレンジを加えるなどすればなんとかなりそう。

JacobTVに関しては、これはもう大石将紀さんがやってしまったが、例えば「Heartbreakers」とか、「TATATATATA」など、いくつか取り上げられていないネタもある。また、継続的にJacobTVの音楽を広めていくためには、再びこのコンセプトで演奏会を開くことも重要だろう。

上野耕路氏がサクソフォンのために書いた作品といえば、「サクソフォン四重奏曲」と「N.R.の肖像」あたりが有名だろうが、たとえばここに「コノテーションズ」とかその他の作品の編曲を混ぜたら「サクソフォン×上野耕路」というテーマでひとつの演奏会が開けそうだ。夢のまた夢だが、もし何か作品を委嘱…ということになれば、上野耕路氏にお願いしたい、などとも考えて(妄想して)いる。

んー、夢が広がるなあ。全部実現できることになるのは、何年後、何十年後だろうか。

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