残念ながらPyotr Il'yich Tchaikovskyではなく、Alexander Tchaikovskyである。紛らわしいなあ。まあ、有名な作曲家と同じファミリーネームを持つ人物が作曲家となったところで、別段珍しいこともない。1946年、モスクワ生まれの作曲家であり、モスクワ音楽院で作曲を学び、現在同音楽院で教鞭をとっているそうだ。
それほど聴きこんではいないが、面白い作品であることは間違いない。パーカッションやピアノも使いながら、豪華なサウンドに仕上がっている。本作品の成立についてはきちんとした情報を見つけられなかったが、何度か再演されているようだ。そのうち、日本でも演奏される機会があるのではないだろうか。
この演奏におけるメンバーと使用楽器が、下記のように記述されていた。ソプラノサックス(途中アルトサックス持ち替え)を吹いているアレクセイ・ヴォルコフは、カプースチンとエシュパイのサクソフォン協奏曲集で独奏を担当していたプレイヤーとして名前を知っていた。他のプレイヤーについては、特に情報を見つけられなかった。
Alexei Volkov - soprano saxophone Selmer serie III
Leonid Drutin - baritone saxophone P. Mauriat 302
Igor Gurevitch - tenor saxophone P. Mauriat 66
Dmitri Sarasek - alto saxophone Selmer serie III
・前半
・後半
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