だいぶ前にSheet Music Plusで購入した「XAS」の楽譜が到着した。サクソフォン四重奏曲のなかでも、もっとも美しい構造を持つ作品のひとつであり、大好きな曲のひとつ。CD録音については、ざっと見渡しても、委嘱者であるRascher Saxophone Quartetの録音から、ハバネラ四重奏団による大阪国際室内楽コンクールの伝説的ライヴ録音(Alphaレーベルにもセッション録音を吹き込んでいる)、そして最近ではSonic Art Saxophone Quartetがデビューアルバムに吹きこむなど、非常に多い。
まあ、とにかく好きな曲である。アメリカのAmethyst QuartetがYouTubeに映像をアップロードしているので、知らない方はこの機会にぜひ。
で、大好き→演奏したい!と思うのは当然で、頑張ればTsukuba Saxophone Quartetあたりでも演奏できるかなと思い、楽譜を購入してみたのだ。幸い、送料含めて3500円程度とお安く入手できた。到着した大きな包み(1ページがA4よりも大きい変形版)に期待も高まり開封してみると…。
ええと、想像を絶する難しさでした(^^;
さすがにRascherSQのために書かれただけあって、とにかくハイトーンが容赦ない。ざっと眺めたところ、バリトンサックスにオクターヴキイを押した「シ」の、さらに2オクターヴ上の音が出てきていたぞ。こんな音まともに出せる人いるの?あまりに凄すぎて、楽譜眺めて20分でお蔵入り決定、だったのだった。あちゃー…。(もしかしたら)この一曲に1年かければ、20%くらいの確率で人前に出せるようにはなるかもしれないが。
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