フェス、年末に良いものを聴けて良かった!レポートは後日。
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オランダのradio4で、アルノ・ボーンカンプ Arno Bornkamp氏の公開音楽コンサート Serreconcertを行った様子がYouTubeにアップロードされていた。radio4の公式アカウントのようで、動画の演奏時間、実に1時間5分!(笑)ぜひクリックしてリンク先に飛び、YouTube上で大画面で楽しむことをオススメ。
C.Delvincourt - Croquembouche
C.Debussy - Petit Suite
M.Ravel - Pavane pour une infante défunte
F.Martin - Petite Complainte
W.Lutoslawski - Dances Préludes
解説はオランダ語か?英語か?と、何を言っているのかよく分からないのが残念だが、全編を通してとにかく素晴らしい演奏。ダルヴァンクール「クロカンブッシュ」、ドビュッシーはアルト・サクソフォンとピアノでの「小組曲」など、ちょっとマニアックなレパートリーが続く。そしてテナーサクソフォンで奏でられる「亡き王女のためのパヴァーヌ」は鳥肌モノ。フランク・マルタンの「プチ・コンプライアント」だなんて、実に面白い(もともとはオーボエのための作品)。最後はルトスワフスキ自身がクラリネットから改作した「舞踏前奏曲」を、見事に奏でる。
そしてアンコールのサン=サーンス「白鳥」…これは大爆笑なので、ぜひ最後まで観ていただきたい(このアンコール動画は、いつか別の場所で紹介したような覚えがある)。最も人の声に近づいたサクソフォンかも!?
屋外の、それほど響かない場所での演奏であるはずだが、うまい具合にポストプロセッションが掛かっていて、音響的にもかなり良い状態で聴くことができる。
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