Facebook上でジェローム・ララン氏に教えてもらったのだが、フランスのサクソフォンラージアンサンブル、アンサンブル・コンティニュオ Ensemble Continuoの動画がYouTube上にアップロードされている。アンサンブル・コンティニュオは、オルネイ=ス=ボワ Aulnay sous Bois音楽院の教授を務めるララン氏と、その門下生により結成されたアンサンブル。今夏には来日を果たし、洗足学園音楽大学との交流演奏会などを行った。私も聴きに伺ったが、聴きごたえのあるアンサンブルで、とても楽しめた。
そのコンティニュオの動画が、YouTube上にアップロードされていた。しかも、洗足学園音楽大学との交流演奏会そのままの動画だ!現在のところアップロードされているのは、ドビュッシー「小組曲」と、バルトーク「ルーマニア民族舞曲」、そしてアンコールに演奏された「Itamar freilach」というクレツマー音楽。
http://www.youtube.com/user/EnsembleContinuo
聴いていただければ、アンサンブルの演奏スタイルをすぐ捉えていただけることだろう。ドビュッシーなどを聴いてみると、確かにお洒落な感じがするのだが、"オシャレ"の一言では済ませることのできないようなものがあるんだよなあ。日本国内の10重奏などとは一線を画す、丁々発止のやりとり、はじけ飛ぶ火花、うねりと収束。まるでその場で即興で音楽が生み出されているような、そんな感覚に陥る。
アンコールに演奏された「Itamar freilach」の動画だけ貼っておく。
サクソフォンでクレツマー音楽…実は、今私がもっとも気になっている演奏するための音楽ジャンルの一つ。フランスの方ではどうやらたくさん取り上げられているようだが、日本国内ではまだまだ。Tsukuba SQあたりでも、「Trip to Skye」を演奏しているが、もっとたくさん取り上げていきたい。楽譜がないんですよねー。やはり自分でアレンジするしかないのだろうか。
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